『わたナギ』多部未華子演じるメイと“おじ可愛”ナギサさんに「可愛い」「癒される」の嵐

TV 公開日:2020/07/08 37
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新型コロナウイルス感染防止の観点から撮影を休止し、放送開始が延期になっていた多部未華子主演のドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系、火曜よる10時~)の第1話目が7月7日に放送された。


本作は、電子書籍サイト「コミックシーモア」で連載中の四ツ原フリコの「家政夫のナギサさん」を実写ドラマ化。製薬会社で働く28歳の独身キャリアウーマンの相原メイ(多部)は、仕事は誰よりもできるが、家事はからきし苦手で家は散かり放題という女性。そんな彼女の家にある日、家事全般をパーフェクトにこなすスーパー家政夫・鴫野ナギサ(大森南朋)がやってくるという話だ。(以下第1話ネタバレあり)


第1話では、メイがどんな人間であるかが幼少期の思い出や、製薬会社での仕事ぶり、そして自宅の汚さなどから総合的に描かれる。要約すれば、小さいころの夢は「お母さん」になることだったが、それを母親(草刈民代)から「仕事ができる女性になりなさい」と全否定され、キャリアウーマンとして生きる道を進むことになる。


務める製薬会社では営業担当であるMRとして、バリバリ仕事をこなし、誕生日と言えば同僚からお祝いをしてもらえるなど人望もある。さらに、新たに来た支店長・古藤深雪(富田靖子)から、チームリーダーを任されるなど、仕事面では前途洋々だ。


しかし、小ぎれいなマンションに帰ると、そこは外でのメイからは想像できないような、足の踏み場のないような散かりよう。ここで、周囲の期待に応えようと全力で仕事に取り組むが、その反動でプライベートには無頓着で、不器用な性格であることが分かるといったストーリーだ。


【写真を見る】衣装・小物も可愛い!多部未華子(場面カット全10枚)


まず注目したのが、こうしたキャラクターを多部がどのように演じるのかということ。番宣やメインビジュアルなどを見ていると、公私のギャップをポップに描くのかなと思ったのだが、第1話目を観る限りでは、ややシリアスよりの展開だった。もちろん多部と言えば、近年はパブリックイメージにある清純派な役から、映画『ピース オブ ケイク』でみせた奔放な女性など、どんな役でも手の内に入れてしまう実力派女優。メイという女性の重い部分をしっかりと演じ、感情移入できるキャラクターに落とし込んでいたが、今後は真面目なキャラがときより垣間見せるコミカルな芝居という、多部の真骨頂がより多く見られることを期待したい。


そんなメイのコミカル部分を引き出すのが、大森南朋演じるナギサさんなのだろう。ナギサさんは、メイの妹・唯(趣里)が務めるNTSクリーンハウスのエース家政夫。50歳のおじさんではあるが、その腕は完璧で、人気がありすぎるため、新規では決して頼めないというレジェンドだ。



大森と言えば、名バイプレイヤーとしてさまざまな作品で渋い演技をみせる実力派。近年は柔らかい役柄も演じることが多いが、映画『初恋』(2020年)で演じたヤクザをも牛耳ろうとする刑事などアウトローな役柄も似合う俳優だ。そんな彼が、本作では最初の登場シーンから、メイの下着を持ちながら“きょとん”と立つなど、可愛らしさ満点の佇まいをみせている。掃除、洗濯、料理を完ぺきにこなし、謙虚で穏やか。料理が上手くできたときの笑顔はなんとも可愛らしい。


メイに「おじ……」と直接的に揶揄されても、笑顔を絶やさない姿は、ぶっちぎりの癒し系。本作の脚本には、社会現象を巻き起こした『おっさんずラブ』を担当した徳尾浩司も名を連ねており、“可愛いおじさん”への期待も大いに高まる。


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