俳優の窪田正孝が主演を務めるNHKの連続テレビ小説『エール』。6月15日から放送の第12週は、窪田演じる主人公・裕一と、二階堂ふみ演じるヒロインの音をとりまく登場人物の過去、未来(?)に焦点を当てた物語をオムニバス形式で放送する。
第12週では、これまでの放送とは少し趣が変わった『エール』の世界が描かれ、音の父・安隆(光石研)と家族の物語や、喫茶「バンブー」の二人、保(野間口徹)と恵(仲里依紗)のなれ初めの物語、双浦環(柴咲コウ)がまだ駆け出しだったころ、留学中のパリでの物語が描かれる。
第56回の「父、帰る 前編」/ 第57回「父、帰る 後編」では、一泊二日で地上に帰る権利がもらえるあの世の宝くじに当たって、10年ぶりにこの世に戻ってきた音の父・安隆(光石研)が登場。1泊2日で地上に戻れるジャンボ宝くじの主催者である閻魔様役として、橋本じゅんも出演する。
第58回「古本屋の恋」は、喫茶「バンブー」の二人、保(野間口徹)と恵(仲里依紗)のなれ初めの物語。神田あたりの古本屋街で喫茶店を営んでおり、保にコーヒーのいれ方を指南した佐藤久志の親戚のおじさん・木下 一役に井上順が出演する。
第59回「環のパリの物語 前編」/ 第60回「環のパリの物語 後編」では、双浦環(柴咲コウ)がまだ駆け出しだったころ、留学中のパリでの物語が描かれる。パリ在住の若手画家で、ホームパーティーで双浦環と出会い、恋人となる今村嗣人役に金子ノブアキが出演する。
第12週に出演する橋本、井上、金子からコメントも到着した。
橋本じゅん コメント
「なつぞら」から程なくでしたので、オファー、本当に嬉しかったです!
役は正直「???」でした(笑)。衣装合わせの時、僕のアイデアを採用して頂いてやっとイメージ出来ました。約 30 年前、朝ドラ「ひらり」で六甲おろしを歌いまくる医師をやり、翌年阪神甲子園球場開幕戦で始球式を依頼され、スタンドを巻き込んで六甲おろしを大合唱した事を思い出さずにはおれません。古関メロディよ永遠なれ。
井上順 コメント
僕は古関裕而先生に直接ご挨拶したことがあり、先生から「存じてますよ、いつも見てますよ、がんばってくださいね」というありがたいお言葉を頂いた思い出があります。そのころの僕はザ・スパイダース解散後、ソロでがんばっているところだったので、あのとき先生からエールを頂いたことは約 50 年経った今でも覚えています。オファーが来たときはとてもうれしかったですね。撮影も子ども時代の久志と楽しくできました。
金子ノブアキ コメント
連続テレビ小説の現場は聖域。久しぶりに参加させて頂いて本当に光栄です。 光と影の間に揺れる今村嗣人という男を演じます。
日々の彩りに加えて頂ける様、ベストを尽くします。
宜しくお願い致します。
連続テレビ小説『エール』放送概要
NHK総合:午前 8:00~8:15 (再)午後 0:45~1:00
BSプレミアム・ BS4K :午前 7:30~7:45 (再) 午後 11:00~11:15
※土曜は月~金を振り返り放送