中村倫也&小芝風花のコメディシーン、シリアスとのギャップに癒される

TV 公開日:2020/05/31 27
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「怖かった~」


中村倫也が主演を務めるドラマ『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系・毎週日曜よる10時30分~)は、第6話までを放送したところで本編は放送中断。24日の放送より、地上波未放送のオリジナルストーリーを含む特別編を放送している。(特別編は3週にわたり放送)


先週の第一夜では、“林檎”こと茜(志田未来)の生い立ちに迫るエピソードに、視聴者からは「怖すぎ」「闇が深い」との声が相次いだ。


リンゴ農園の娘・茜が引き起こした「カップル毒殺事件」。本編第2話では、祖父が作ったリンゴを使って母から教わったレシピで作ったりんごジャムを、愛する恋人が別の女に食べさせたことが許せなかった。「愛してたから、殺した。」と涙ながらに話し、視聴者の涙を誘った。


しかし、その奥にはぐつぐつと煮えたぎるさらなる愛憎が。母を捨てた父に顔がよく似ていた茜は、幼いころ母から「ほら、味見してみて」と鍋からあつあつのジャムをスプーンでたっぷりすくって差し出され口にしたことがあった。愛が憎しみに変わる母の気持ちを理解し、自分は魔女になると心に決めたのだ。



こんなシリアスな本編とオリジナルストーリーの間に挟まれるのが、明智(中村倫也)と苺(小芝風花)のコミカルなやりとり。この回では苺の超音痴な歌が披露され、「歌詞から察するに『木綿のハンカチーフ』だが、音程だけでは判断できなかった…。怖かった~」と明智。テンポのいい会話に、ふっと心が軽くなる。視聴者からは、音痴な苺にも、それに驚く明智にも「可愛い」との声が上がった。


とくに序盤の『美食探偵』は、このようなコメディ要素が多かったが、回が進むにつれシリアスの割合と度合いが増していっている。上遠野警部(北村有起哉)&高橋刑事(佐藤寛太)の存在もそうだが、重く切ないドラマの中ですっと差し込まれる軽妙なコメディ要素は、ドラマのテンポはそのままに、瞬間的に笑いと癒しを与え、キャラクターへの愛着を生んでいるように思う。


特別編第二夜では、死体解体という目をそむけたくなるシーンに騒然となり、その結末にゾッとした“れいぞう子”のサイドストーリーも放送される。


それでも苺(小芝風花)がメロンで明智(中村倫也)を励ますほほえましいシーンも。番組公式SNSでは、収録の合間にノリよく撮影に応じるお茶目な二人の姿がしばしばアップされている。ちなみに、過去の共演でも話題となった中村倫也と仲里依紗の2ショットも。


“シェフ”や(武田真治)や“れいぞう子”の心の奥とともに、シリアスとコミカルを見事に演じ切るかわいい二人にも引き続き注目だ。


■『美食探偵 明智五郎』

2020年4月期日曜ドラマ  毎週日曜22:30~23:25

原作「美食探偵-明智五郎-」東村アキコ(集英社「ココハナ」連載) Ⓒ東村アキコ/集英社
ⒸNTV


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※本記事は掲載時点の情報です。

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