『凪のお暇』高橋一生の怪演&中村倫也の“反則”…刺激的で優しい世界再び

TV 公開日:2020/05/16 94
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この三角関係をとりまく脇役陣がまたかなり重要なキャラクター。スナックバブルのママ(武田真治)からは、ドキッとするセリフが放たれ、凪を通して視聴者の心にグサグサ刺さる。しかし、杏ちゃん(中田クルミ)とともにその空気は温かい。核心をついた名言を次々と繰り出す緑さん(三田佳子)も、一つ一つの言葉には温かみが。そして、うららちゃん(白鳥玉季)と母・みすず(吉田羊)の優しさと大人な一面に感動し、その存在に癒される。少しぶっ飛んだキャラクターで存在感がすごい坂本さん(市川実日子)も、凪とともに成長。ゴンを想うエリィ(水谷果穂)の切なさも愛情深い。

このキャラクターたち皆が仲良しで優しい空気を持っている。恋敵である慎二とゴンでさえ、決して悪い関係ではないのだ。最終回では、この皆の関係の良さが凝縮されたカラオケシーンも!高橋一生中村倫也のハイレベルなカラオケを聴くことができる。こんなお暇メンバーに対しては、「全員好き」」「凪ちゃんだけではなく、他の登場人物全員が愛おしい」「心があったかくなる」との声が多く上がった。

ほかにも見どころはたくさん。パスカルズによる劇中音楽は、独特ながらドラマの世界観にマッチ。miwaによる主題歌『リブート』はつい頭の中でリフレインする中毒性がある。また、遊び心のある演出も随所に。一つだけ挙げるとすれば、他局で同日放送のアニメのセリフを、他局より先にママが投下するという場面が。さらには、再放送に際し、黒木が「お家で凪飯を作って食べながら見てください」とコメントしているように、ドラマには節約メシが多数登場。これも一つの見どころだ。


「空気を読みすぎる」人間から、一歩ずつ成長し「美味しい空気をあげられる」人間を目指す凪の成長は、共感するところが多く、だからこそ自分に置き換えたときに痛みも伴う。凪・慎二・ゴンは3人とも、優しさと危うさと可愛らしさを持ち合わせている“やべぇ”魅力を持った人物たちだ。そんな優しくも刺激的な作品は、ジェットコースターのような恋愛ドラマであると同時に、誰にでも起こりうる“空気を読む”という普遍的なテーマを提示する。キャスト陣の高い演技力がよりリアルに、そしてよりドラマティックに、“やべぇ”作品を作り上げている。1話だけでも、その魅力が感じられることだろう。さらに今回、本放送でカットされた未放送シーンを特別に地上波放送として初オンエアするということで、どんなシーンが放送されるのか注目だ。第1話~3話は、本日5月16日(土)14:00~放送される。



■『凪のお暇 #お家でイッキ見SP』

5月16日(土)14:00~16:54(1~3話)

5月17日(日)14:00~17:00(4~7話)

5月23日(土)14:00~16:54(8~10話)


▼『凪のお暇』詳細記事はこちら


(C)TBS


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※本記事は掲載時点の情報です。

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