現在放送中のNHKの連続テレビ小説『スカーレット』ヒロインの戸田恵梨香と、30日より放送がスタートする『エール』主演の窪田正孝が、本日NHK放送センターで行われたバトンタッチセレモニーに出席した。
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『スカーレット』でヒロインの川原喜美子役を演じた戸田は「まだ放送が続いているので、いまだに撮影が終わった感覚がないんですけれど、本当にかけがえのない、ぜいたくな時間を過ごせたんだなと改めて思います」と撮影を振り返り。28日に『スカーレット』は最終回を迎えるが「川原家のみんなが〝生きる〟ということにどういう風に向き合っているか、日常のいとおしさというものが皆さんに伝わったらいいなと思います」とコメントした。
また、30日よりスタートする『エール』で主人公の古山裕一を演じる窪田は「ヒロインの(二階堂)ふみちゃんといつも二人三脚で演じています。感情の起伏があるシーンなど、さまざまな場面がありますが、お互いに励まし合って、撮影をしています。新しいキャストの皆さんも増えてきて、どんどん新しい風を吹き込んでくださるので、現場はすごく楽しいです」と撮影の様子を明かしてくれた。
窪田は続けて「作品を通して福島のすばらしさを全国の皆さんに知っていただきたいですし、物語では音楽を通して、音との夫婦関係や裕一に関わる人たちとの人間模様も見どころです。裕一のモデルである古関さんは、さまざまな人と助け合い、手を取り合って、すばらしい人生を遂げられたとお聞きしています。古関さんの残した名曲は5000曲にもなり、今も歌い継がれています。幅広い世代の方に見ていただけたらうれしいです」と見どころを語った。
本セレモニーでは、戸田から窪田にスカーレットの舞台である滋賀県信楽の特産品である信楽焼のオリジナル夫婦茶碗がプレゼントされた。窪田は「すてきな信楽焼をいただいたので、さっそく(二階堂)ふみちゃんと一緒にお米を食べるシーンで使わせていただこうと思います」と喜びを語った。
窪田から戸田へは『エール』の主人公・裕一のモデルとなった古関裕而氏が青春時代を過ごし、のちに妻となる金子さんと文通を重ねていた福島県川俣町で作られたシルクのスカーフがプレゼントされると「温かみも感じますし、やはり産地のものはいいなと思います。ちゃんと身につけて、一緒に生活したいと思います」とコメントした。
連続テレビ小説『エール』放送概要
3月30日(月)放送 スタート
毎週月曜~土曜
【総合】午前 8:00~8:15 (再)午後 0:45~1:00
【BSプレミアム・ BS4K 】午前 7:30~7:45 (再)毎週月曜~金曜 午後 11:00~11:15
※土曜は一週間を振り返り