わかっていたはずなのに…
上白石萌音が新米ナース・佐倉七瀬を、佐藤健が超ドSなドクター・天堂浬を演じるドラマ『恋はつづくよどこまでも』(通称:恋つづ、TBS系毎週火曜よる10時~)。
キュンキュンの期待値MAXで迎えた3日放送の第8話は、ジェットコースターのように心情を揺さぶる展開。七瀬と天堂のラブラブなシーンに歯痒い切なさが押し寄せ、最後の最後までドキドキする回となった。
そんな中で、佐藤健が“予告”していたアドリブシーンや、ラストで誰もが来ると信じていた天堂先生のバックハグは、(バックハグかどうかはさておき)想像ができたにも関わらず、「心臓がとまるかと思った…」「何その技!!!!!」「これは持ってかれた」「やばい!最高すぎる!!」「天堂担全員死んだ」とまたも視聴者大興奮となった。(以下ネタバレあり)
ご存じの方も多いかもしれないが、ファンと有名人がテレビ通話を楽しめるライブ配信アプリ「SUGAR」の中で、佐藤健は8話冒頭シーンについて、台本に書いていないが「芝居をやってて気になったんで、七瀬さんの結んでる髪をほどきました。」とアドリブで演技したことを放送前にネタばらししていた。
「そんなに頑張んなくていいよって意味で思いついただけ」と話していたそのシーンだが、実際に放送されてみると、その様子に視聴者は騒然。
ソファで正座する七瀬の首に手をかけて引き寄せ、おでこゴツン。家事でも失敗ばかりする七瀬に「俺はおまえに世話してもらいたくて付き合ってんじゃないんだよ。」と言いながら、指で耳をやさしく撫でた。ここでゴムで結んだ髪をほどき、七瀬の髪を撫でる撫でる。
さらに患者の上条(清原翔)を心配する七瀬の頬っぺたを両手でむにゅっと挟み、「おまえは勇者だろ?」。天堂の手から七瀬への愛情が流れているようだった。
このシーン、アドリブを知っていた視聴者からは「ここアドリブのとこだ!」とすぐに反応が。そして、なんだか想像以上にドキドキするシーンに対して「何その技!!!!!」「なんですかあの手つき」「佐藤健様のポテンシャル、こわっ!」「えっろい最高」「早速キュン死して2人がなに話してたか全然覚えてない」と、またも早々にキュン死者を続出させた。
今回もちょっと可愛い天堂先生は健在。ラーメン屋ではふーふーして麺をすすってむせてしまったり、ボウリングではストライクを出してドヤ顔してみたり、逆にストライクを出した七瀬に「まぐれにしちゃやるな」と強がってみたり。
横で無邪気に笑う七瀬を見て、愛おしそうにふっとほほ笑むシーンはもはや定番となりつつある。
あんなに冷徹で笑わなかった天堂が、どんどん変わっていく。ボウリングの帰り道、手をつなごうと手を差し出したのも天堂だった。
そんな天堂の変化がもっとも如実に表れたのが、クライマックス。上条が起こした天堂への訴えを取り下げてもらおうと、誰にも言わず天堂から身を引く決断をした七瀬。病院をやめ、ひとり地元・鹿児島へ。