『G線上のあなたと私』“神最終回”から見えたドラマの魅力

TV 公開日:2019/12/23 108
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ドラマ『G線上のあなたと私』への賛辞が、17日に最終回を終えたあともSNSなどで続々と投稿されている。特に、Twitterトレンド1位にもなった最終回については、「大満足」「良い終わり方だった」「稀に見る最高な最終回だった」「神最終回」などと、視聴者の満足度の高さがうかがえる。

昨今、ドラマの最終回については、賛否両論巻き起こることも少なくないが、ドラマ『G線上のあなたと私』の最終回がこれほどまでに支持される理由はどこにあるのだろうか。そこを突き詰めることで、この作品の魅力が見えてくるように思う。


まず大きな話題となったのは、やはり也映子(波瑠)と理人(中川大志)の“エレベーターキス”。


最終話は開始10分弱で、也映子は理人に「この先には行けません」と理人とともに歩む未来を断とうとする。理人は、「好きのその先」がこわいという也映子の全部を「なんとかする」と、背負っているバイオリンごと抱きしめ、その壁を突き破った。

ふり返ってみると、第1話でもエレベーターのシーンがあった。眞於先生(桜井ユキ)への恋心を茶化された理人は、怒って出て行ってしまう。エレベーターのドアを閉めようとしたところを、こじ開けたのは也映子だった。「個人レッスンにしたって久住先生のレッスンじゃなかったら意味あるんですか?」と迫り、理人は「おれはここにバイオリンを習いに来てる!違うか!!」と怒りを露わにし、もう一度ドアを閉じた。

それが最終話で、こじ開けたのは理人の方。「ゆるくつながるためだけのバイオリンなら、やってても意味ないんじゃねぇの?」という言葉に対して、也映子は「私は、バイオリンが好きだから弾いてるの!違う?」。第1話と対になっているセリフ。そしてドアはまた閉まりかけたが、最終話でもう一度理人はこじ開けた。

二人のキュンキュンシーンを見ての視聴者の反応は、もちろん幸恵さん(松下由樹)が完全に体現。今回は庄野さん(永野宗典)も加わり、コミカルなシーンは、いつものように笑いを届けてくれた。このドラマ、キュンキュンとコミカルのバランスは絶妙。二人を見守る幸恵さんは、とにかくみんな大好きだった。

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