『同期のサクラ』ポイントに必ず現れる“黒川”椎名桔平は敵?

TV 公開日:2019/12/15 8
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『過保護のカホコ』制作チームが集結し、主演・高畑充希と、脚本家・遊川和彦が再びタッグを組み、現在放送中の日本テレビ系水曜ドラマ『同期のサクラ』。水曜日の夜10時に、いよいよ最終回を迎える。

先週放送された第9話放送のラストシーンでは、突如サクラ(高畑充希)に対して、「俺の下で働かないか、北野?」と、サクラを花村建設に呼び戻した。椎名桔平演じる黒川森雄は、ドラマ放送初回から第6話までは、花村建設の人事部長だったが、第7話では常務に、第8話では専務に、そしてついには副社長まで昇りつめている。人事部長時代、黒川はのらりくらりと雑務をこなしながらも、デスクで「もしドラ」などその時代のベストセラーを常に読んでいるイメージが強かった。

しかし、これまでのサクラの人生は、常に黒川に振り回されてきた。サクラを花村建設に採用したのも黒川であれば、土木志望にも関わらず人事に配属したのも黒川、社史編纂室に異動させたのも黒川、子会社に出向させたのも黒川、解雇したのも黒川、また再雇用したのも黒川と、サクラの会社人生のすべてのポイントに必ず、黒川が現れる。




水曜日放送の最終話では、会社の未来に危機感を抱いていた黒川は、サクラに「新しい発想と熱い情熱を持って上に逆らってもチャレンジする人材が必要なのだ。」と話し、新規プロジェクトのリーダーに復職したばかりのサクラを任命する。黒川は今までの彼女の失敗の原因は頑固で融通が効かないことではなく、「力がないからだ」と教える。

新しく着工する橋の重役会議に黒川と共に出席したサクラは、橋のデザインと安全面に関する“忖度なし”の真っすぐな意見を述べて、早速重役たちの不信感を買う。しかし、副社長の黒川がサクラの意見に同調した途端、風向きが変わる。サクラは、“力”を持っていれば今まで無下にされて来た「正しい意見」がきちんと通せることを目の当たりにする。さらに黒川が組織の問題点を指摘し、サクラは、自分が自分らしくあるためには力を持つしかない、と徐々に黒川に感化されていく。

社会人として生きていくうえで、一番大事なものは果たして何なのか。それは権力なのか。「力」を与えられたサクラが一番最後にたどり着いた答えとは・・・。働くうえで、一番大事なモノ。ドラマを視聴しながらも、一緒に考えてほしいテーマである。黒川がサクラを呼び戻した理由も、最終話の中で明らかになる。黒川は果たして敵なのか、味方なのか。いよいよサクラと同期たちの激動の10年が完結する。


(C)日本テレビ

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