『G線上のあなたと私』最終回と錯覚…“幸恵さん”と泣き笑いの神回

TV 公開日:2019/12/06 26
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3日に放送されたドラマ『G線上のあなたと私』第8話は、「え、これ最終回???」「なんか最終回みたいだった」「最終回かなって思った人多かったはず」「今回が最終回でもおかしくないくらいとても良かった」など、SNS上では“最終回”という言葉の入った投稿が多く見受けられた。「8話最高だった」「泣いた。大満足」「1時間ずっと幸せな気持ちだった」「神回すぎる」と、この回が最終回だとしても納得するほどの満足感や幸福感を感じた人が多かったようだ。

いくえみ綾原作の同名漫画をドラマ化した本作は、主人公のアラサー女子・也映子(波瑠)、大学生の理人(中川大志)、そして主婦・幸恵(松下由樹)という年齢も立場も違う3人が、同じバイオリン教室に通う日常を描いた友情と恋の物語。たまたま教室で出会った3人だったが、それぞれの悩みを乗り越えながら、移ろう感情の中で絆を深めてきた。そんな3人によるコンサート=“3コン”がついに開催されたのが第8話。

この3コン、始まる前からすでに幸福感に満ち溢れていた。(以下、ネタバレあり)





コンサート当日、3人は手を合わせて祈る。「弓が震えませんように…」「音外してもすぐ戻ってこられるように…」。そして「よし、がんばろう!」手を合わせて「オー!」。

ここからコンサートのお客様が一組ずつ到着し、丁寧に出迎えていく。也映子の家族&いとこ家族、理人の友達、理人の家族。3組はそれぞれ自己紹介しながら「お世話になってます」「よろしくどうぞ」と挨拶し合う。世の中捨てたもんじゃない、そう思えるような温かい空間。

そこへ、幸恵の家族が。体が不自由な姑・由実子(夏樹陽子)を気遣うのは、理人ら3人の理学療法士を目指す大学生たち。そんな義母を見ながら、幸恵は「今日は一段ときれいね~」と笑うと、何の気なしに「ほんとおまえ大変だな」と呟く夫(小木博明)。これまでの幸恵の苦労を思えば、この数秒のシーンだけでもグッとくるものがある。


あの人を除いて、全員集合。3コンがスタートした。お互いの顔をちらっと見ながら演奏する3人。『サムワン(Someone to Watch Over Me)』では、目を閉じて弾く也映子を理人はちゃんと見ていた。

最後の曲は、3人でどうしても弾きたかった曲『G線上のアリア』。秋の発表会で3人で弾く予定だったが、本番当日に義母が倒れ、幸恵(松下由樹)は発表会に出られず弾けなかった曲。幸恵は義母に向かって、「なんだかんだ嫌味言いながら、バイオリン続けなさいって背中押してくれましたよね。ありがとう」とお礼を言った。そして、「私もこの年になって、よもや、こんな若くて楽しい仲間が、できるなんて…思ってもみませんでした。」と涙ながらに也映子と理人に感謝し、視聴者の感動を呼んだ。

次に也映子(波瑠)が「今日ここに来られなかった人の話をしようと思います。」と語り始めたのは眞於先生(桜井ユキ)のこと。
大人のバイオリン教室は「何かあればまず一番最初に生活から消える」もの。でも、「唯一、投げられた浮き輪みたいに、このバイオリンが、私たちをギリギリのところで救ってくれました」「きっと、私はこの先、たとえバイオリンを続けてなかったとしても、何度も、何度も、先生が出会わせてくれた音楽に救われると思います。眞於先生は私にそういうものをくれました。」と思いを述べ、3人を引き合わせてくれた『G線上のアリア』を3人で演奏した。

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