『G線上のあなたと私』号泣回、歯痒いけどハマる「バカねぇ」の救い

TV 公開日:2019/11/30 41
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急に也映子(波瑠)は、「私たち3人で行ったら、眞於先生、先生の顔になっちゃわないかな?」と立ち止まった。そして理人がひとりで行くべきだと主張した。理人は、自分が今ひとりで行ったら「別の意味が生まれちゃう」と言ったうえで、「それは違う。俺は、今はあなたのこと…」と告白かのような雰囲気だったのだが、也映子は「全部、人間愛だよ」とその後を言わせなかった。也映子にも思いがあった。結局、理人は眞於先生の元へ向かった。

也映子、それでいいの…?


その後カラオケルームに戻った也映子(波瑠)に幸恵さん(松下由樹)が優しく聞いた。「あのね、也映子ちゃん。もしね、もしだけど、理人くんに付き合ってほしいって言われたらどうする?」「付き合います」也映子は即答した。「じゃあなんで?」。「(理人は)絶対弱ってる人のことを見過ごしたりできない人です。そういうとこ、なくしてほしくない」。

婚約破棄されて苦しかった時に、眞於先生のバイオリンに救われた也映子。なんとか助けたい、その最善の方法を考えたのだ。理人と眞於先生のことを思うがゆえの選択。緑黄色社会の主題歌『sabotage』のアコースティックバージョンが流れ始め、優しい歌声が也映子に寄り添った。

しかし、也映子の体中の細胞が「行かないで」と言っていた。胸が痛み、息もできなくなるほど。そんな也映子を見て幸恵さんは、「だから、もう。バカねぇ、也映子ちゃん」と也映子を抱きしめ、一緒に泣いた。


第7話のテーマは「大人になるとき」。也映子が理人を一人で行かせたことは、ある意味“大人”の選択だったかもしれない。しかし、どうにもならない気持ちに気づいてしまった。也映子の感情は、不器用で歯痒くて面倒くさい、でもわかるし切なくて、いじらしい。

幸恵さんは「だから、もう。バカねぇ、也映子ちゃん」とだけ言って全部受け止めた。

眞於先生(桜井ユキ)が也映子に「お互いのこと何も知らない、変なしがらみもない。たまたまここ(バイオリン教室)で会っただけ。そういうとこから始められて、あんなふうになれるって、羨ましい」と言ったように、幸恵さんの存在がこの時の也映子の救いだろう。胸の痛みを打ち明けることができ、一緒に泣いてくれるぬくもりがすぐそばにあった。

視聴者にとっても、「バカねぇ」と言って涙する幸恵さんの姿は、感動を生み、もどかしさや歯痒さを全部受け止め、代弁してくれているような気さえしたのではないだろうか。


「苦しいけど大好き」「也映子めんどくさい、でも面白い」「也映子ちゃんの気持ちが分かりすぎるくらい分かるから、涙が止まらなかった」「幸恵さんの存在の大きさよ」「誰目線で観ても…グッとくる」「もどかしいけど繊細に描くよな」。恋愛ドラマというだけではない、心情の流れを細やかに描くこのドラマのリアリティーが、キャストの見事な演技を伴って視聴者の心にぐっと迫るものとなっている。

第7話は続きが気になって仕方のない場面で終わった。ますます面白くなってきたドラマ『G線上のあなたと私』に引き続き注目しよう。


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画像(C)TBS



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