『G線上のあなたと私』号泣回、歯痒いけどハマる「バカねぇ」の救い

TV 公開日:2019/11/30 25
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波瑠主演の火曜ドラマ『G線上のあなたと私』が、じわじわとファンを拡大中だ。

恋愛マンガの名手・いくえみ綾原作の同名漫画をドラマ化した本作は、原作ファンのみならず、途中から見た視聴者から「最初から録画保存しとけばよかった」という声も聞かれ、「毎週面白さ増してくる!」「今期1番好きかも」などと、回を追うごとにハマる人が増加しているようだ。

アラサー女子・也映子(波瑠)、大学生の理人(中川大志)、そして主婦・幸恵(松下由樹)という年齢も立場も違う3人が、同じバイオリン教室に通う日常を描いた友情と恋の物語。3人の会話のハーモニーは心地良いのだが、感情が細やかに描かれ、刺さるセリフたちは視聴者の心をグサグサ。共感、ときには胸を苦しくさせるこのドラマは観れば観るほど奥深い。

毎回ラストは、キュンとしたり前向きになったり、主人公・也映子(波瑠)の心情とともに助走をつけるような勢いのある主題歌が流れるのだが、26日に放送された第7話は、違った。也映子と視聴者の心情に寄り添ってくれたのは、切ない主題歌と「バカねぇ」と言ってくれるぬくもりだったのではないだろうか。(以下、ネタバレあり)





3人でのコンサート=3コンを目指していた3人だったが、幸恵(松下由樹)は娘の受験、理人(中川大志)は大学の実習で忙しく、也映子(波瑠)はコンサートの延期を提案。

理人はどこか淋しさを感じ、すれ違いが続く中で、也映子の存在が大きくなっているのを自覚していた。バイオリンを「耳栓レベル」と言われたことを、「うまい言い方するね!バンド名にしよっか」と明るく笑い飛ばす也映子に向ける視線もどこか愛おしそう。兄・侑人(鈴木伸之)の元婚約者・眞於(桜井ユキ)に抱いていた恋心も、「もう違う」ときっぱり兄に告げた。也映子が弓を送ってきたきたことには、「こういう時は来ないのな!弓だけ送ってくるってなに?」と怒って電話しながら、也映子のいるバイオリン教室の前までやってきた。

理人 :今から会える?
也映子:…
理人 :あ、じゃあ明日も早いから。弓、ありがとうございました。
也映子:え?
理人 :え?
也映子:ううん。じゃあね。
理人 :じゃあ。(即答しろよ…こえーよ)
也映子:(あと0.5秒、早く答えられてたら…)

視聴者にとっては「早くくっついてしまえ」と思ってしまいたくなる、もどかしい関係だ。


そんな中、バイオリン教室に忙しいはずの幸恵(松下由樹)の姿が!也映子も幸恵も大はしゃぎ。しかし喜びも束の間、眞於先生(桜井ユキ)がバイオリン教室の講師を辞めたいという申し出があり、今連絡取れなくなっていることがわかる。理人(中川大志)も駆け付けた。

也映子は、眞於先生がバイオリンを譲ると言ったことを思い出す。幸恵は、たまたま見たコンサートで、眞於先生が曲の途中で弾けなくなってしまったことを明かす。そして、理人は眞於先生が手の病気で苦しんでいることを話す。心配になった3人は、眞於先生の元へ向かおうとするのだが…

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