橋本愛、柚月裕子原作『パレートの誤算』でWOWOW連ドラ初主演

TV 公開日:2019/11/26 4
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現在オンエア中の連続ドラマ『同期のサクラ』(NTV)など、様々なドラマや映画で独特な存在感を発揮してきた若手実力派女優・橋本愛が、WOWOWにて2020年3月から放送される『連続ドラマW パレートの誤算 ~ケースワーカー殺人事件』で主演を務めることが決定した。橋本は、WOWOWの連続ドラマW初主演となる。

橋本演じる主人公・牧野聡美は、市役所の新人嘱託職員として、本来の希望ではない福祉課で働いていたが、信頼していたベテランケースワーカー・山川が、あるアパートで焼死体で発見されたことから、福祉や市政、医療を取り巻く町の闇に巻き込まれていく。原作者の柚月裕子は、映画化され第42回日本アカデミー賞で最多12部門で賞を受けた『孤狼の血』で脚光を浴び、今、最も期待されている作家のひとり。本作も、現代日本を蝕む病巣を容赦なく剥き出しにする一方で、市井の人々への温かなまなざしも忘れていない傑作だ。1人のケースワーカーの死は何を意味し、何を残すのか。

誰がこの町の未来を本当に輝かせるのか。橋本演じる聡美が出会っていく、善と悪、職務への責任感と個人の感情の狭間で揺れ動きながらも人生の意義と町の未来を模索していく様々な登場人物たちの姿は、爽やかでもあり、たくましくもあり、醜くも切なくもある。後日追加で発表される個性豊かな共演陣にも注目だ。

<橋本愛(牧野聡美役)コメント>
WOWOW連続ドラマW初主演についての意気込み

主演という立場だからこそできること、やらなければいけないこと、だからと言って気負わない?がいいこと、その全てに向き合って、作品をより良いものにすることに集中したいと思います。

脚本を読まれた際の感想

まだ一度、目を通しただけですが、運命的なものを感じました。作品内に出てくる、働き蟻の法則及びパレートの法則についての文章を読んだ時です。私は高校生くらいのときに、自分の目で人や社会を見つめて、ある法則を見つけました。それを自分の中で、「2:8の法則」と名付けていたのです。内容にいくらかの誤差はあれど、本質的にはかなり近いものが既にこの世界には提唱されていたのだと、度肝を抜かれました。そもそもそれらの法則を知らなかったことは置いといて(笑)、これは自分がやるべきものかもしれない、と吸い込まれるような気持ちでした。

この映像化を通じて届けたい想いや、視聴者の皆様へメッセージ
どうか、希望の光へ一人でも引きずり込めるように、頑張りたいと思います。

<原作・柚月裕子 コメント>
「パレートの誤算」がWOWOWでドラマ化されることについてのお気持ち

この作品は生活保護をテーマにした作品です。登場人物たちは、生活保護を支給する側もされる側も、それぞれに複雑な事情を抱えています。その人物たちが、悩みながらも勇気をもって問題に立ち向かう姿を、ドラマを通して多くの方にご覧いただきたいです。

主演の橋本愛さんについての印象や期待したいポイント、脚本を読んでドラマに期待すること
主人公の牧野聡美は、ケースワーカーという仕事に最初は消極的ですが、芯が強く行動的な女性です。たおやかで凛とした佇まいの橋本愛さんが、熱い聡美をどのように演じてくださるのかとても楽しみです。ドラマは小説よりも、聡美と小野寺の関係が丁寧に描かれています。協力しあったかと思えば反発しあったり。事件の捜査とともに変化していくふたりの関係性も、ドラマの見どころのひとつだと思います。

<監督・小林聖太郎 コメント>
今回の作品のテーマについて、どんなドラマに作り上げていきたいか

ますます増える貧困世帯への対応と、財政逼迫との板挟みになりながら現場で必死に踏ん張るケースワーカーの日常の姿を、ただ表層的に扱うのではなく微細に描き、かと言って重くなりすぎずにサスペンスとしてワクワク読むことができた原作の読後感を大切にしながらも、ドラマとして新たなものにできればいいな、と考えております。

橋本愛さんにどんな主人公・聡美を演じてもらいたいか、期待していること
夢叶わず、市役所の非正規採用職員として先の見えない働き方を強いられていた女性が、ケースワーカーという職に誇りとやりがいを見出すまでを描く物語において、橋本愛さんが持つ、繊細で芯が強く正義感の強そうなイメージをどう活かし、或いは覆していけるかこれから一緒に試行錯誤できれば……。

視聴者の皆様へメッセージ

「生活保護」「ケースワーカー」「貧困ビジネス」と言葉が並ぶと、難しそうな、暗そうな、鬱陶しそうな題材に思われるかもしれませんが、何よりも皆様の耳目を楽しませるべく奮闘しておりますゆえ気軽に楽しんでいただければ幸いです。「自己責任」でご覧ください。




※本記事は掲載時点の情報です。