本日、ドラマパラビ『ミリオンジョー』試写会&記者会見が都内で行われ、主演を務めるKis-My-Ft2の北山宏光、萩原聖人、今泉佑唯、深水元基、永野、榊英雄監督が出席した。
本作は、原作・十口了至、漫画・市丸いろはの同名原作コミックをテレビドラマ化。国民的大ヒット漫画「ミリオンジョー」を担当するやる気も熱意もない二流漫画編集者・呉井聡市(北山)が、「心臓が痛い」という「ミリオンジョー」の漫画家・真加田(三浦誠己)の電話をそっけなくあしらってしまい、死亡させてしまったことから起こる騒動を描いたコミックサスペンス。
真夏の撮影だったため、登壇者が口々に「暑かった」と振り返る過酷な現場だったようだが、北山はそんななか、黙々と準備をするスタッフに対して「プロ意識を感じた」と脱帽したことを明かすと、自身も役に向き合うために細部にまでこだわったという。北山は「僕が演じた呉井は、原作では左利きだったので、演じるときそのままなら、左手で字を書く練習をする必要がありました」と語ると、髪形やしぐさまで、徹底的に役と向き合った。
榊監督も「すごく寄り添ってくれた」と北山のストイックな態度に感動したというと「途中痩せながら役を作ってくれました」と裏話を披露する。苦笑いを浮かべていた北山は「追い込まれていく役だったので、見た目にも説得力がないとダメかと思い、短期間で3キロぐらい痩せました。夜、コンビニのサラダとかにして……」と減量したことを認めていた。
本作は、人気漫画家の突然の死により、代役がなりすまして連載を続けるというストーリー。物語にちなんで「誰かになりすますとしたら」という質問が投げかけられると北山は「僕は今泉さんかな」と回答。続けて北山は「ずっと鼻歌とか歌っていそうだし、嫌なことがなさそう。人生楽しそうだよね」と問いかけると、今泉は苦笑い。
しかし、永野から「急に歌いだしたりして現場をかき回すんですよ」と暴露されると、その後も、今泉のマイペースぶりを証明するようなエピソードが次々と出てくる。本人も「最近起きたピンチ」について質問されると「撮影中タクシーに乗ることが多かったのですが、お財布を持っていないのにタクシーに乗ってしまったことがありました。家とは別の方向に行きたかったのですが、途中でお金がないことに気づき、そのまま家まで戻ってもらったんです」と発言。そんな天真爛漫な今泉に北山も憧れを抱いているようだった。
ドラマパラビ「ミリオンジョー」は、10月9日(水)よりテレビ東京にてスタート
(毎週水曜 25:35~)
Paraviでは10月9日(水)23:00全話先行独占配信