小雪 『時効警察』でオダギリジョーと17年振りに共演「新たな発見がありました」

TV 公開日:2019/09/13 3
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10月11日より放送スタートする俳優のオダギリジョー主演のドラマ『時効警察はじめました』(夜11時15分~、テレビ朝日系)の第1話ゲストに、小雪が出演することが発表された。

本ドラマは、時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗(オダギリジョー)が、名(迷)助手・三日月しずか(麻生久美子)と共に未解決事件の謎に挑むシュールな脱力系コメディーミステリー。9月29日放送のドラマスペシャル『時効警察・復活スペシャル』(夜9:00~、テレビ朝日系)に続き、12年ぶりの『時効警察』第3シリーズとしてスタートする。




第1話ゲストの小雪は、今話題のネット配信ドラマ『全裸監督』にも出演するなど、果敢に活躍の場と表現の幅を広げているが、今度は第1話の脚本・監督を務めるメイン監督・三木聡と初タッグを組むことに。「『新しい世界観を見たい』という思いがあったので、参加させていただきました」という『時効警察』で、さらなる新世界を開拓する。

小雪が今回演じるのは新興宗教の教祖・神沼美沙子。実は彼女、“ほぼ同時刻に別の場所で起こった2つの密室殺人事件”という、霧山が調べる時効事件と深~い関わりがある。というのも、この時効事件で亡くなった人物のうちの一人は美沙子の母親。そして…もう一人は乱れた女性関係から「総武のウタマロ」と呼ばれた男だが、母親の元愛人であると同時に、なんと美沙子の夫。ドロドロにも程がある人間関係が渦巻く中、小雪もあやしさ全開で物語を振り回す。

「『これまで実際に見たことも演じたこともない“教祖様”という存在を、どうしたら具体化できるのかな』という不安も少しあった」と、クランクイン前の本音を打ち明ける小雪だが、その不安も三木監督とのやりとりを通して払拭されたそう。「監督の頭の中には、普通の概念を超えたビジュアル・イメージが強くあるんですよね。だから、いつも白紙で裸のまま現場に行って、その場でつけていただいたお芝居をそのまま楽しんでいました。フレキシビリティーがすごく求められる現場だから、刺激になってよかったです」と、笑顔で撮影を振り返った。

もうひとつ注目したいのはオダギリジョー小雪の再共演。今回はドラマ『天体観測』(2002年)以来、17年ぶりの共演となる。「17年前はお互いに若かったり、絡むシーンが少なかったこともあって、オダギリさんとはあまりお話ししたことがなかった」と話すが、「今回はすごく気さくにお話ししていただいたんですよ。お互いに子どもの話もしたりしましたね」と小雪。「オダギリさんはすごくクリエイティブなので、発想の視点も面白く、新たな発見がありました。大人になってまた、表現者同士としてお会いすることができて、うれしかったです」と、再共演を心から喜んでいた。

さらに第1話には、小雪演じる美沙子に思いを寄せる信者・花崎新一役で、六角精児も出演。その存在自体が複雑怪奇と言っても過言ではない六角が、怪演爆弾を撒き散らす。また、第1シリーズ『時効警察』(2006年)&第2シリーズ『帰ってきた時効警察』(2007年)の両方にゲスト出演し、すさまじいインパクトを放った村松利史も、生前に浮き名を流しまくった「総武のウタマロ」役で再出演。底知れぬ強烈個性を持つゲスト陣を交えて繰り広げる、“ザ・時効”ともいうべき第1話、ぜひチェックしてみていただきたい。



小雪(神沼美沙子・役) コメント】

――『時効警察』への出演が決まったときのお気持ちを教えてください。
『時効警察』はシュールなコメディーの中にサスペンス要素も入っている作品。「撮影は大変だろうな」と不安になると同時に、「新しい世界観を見たい」という思いがあったので、参加させていただきました。実を言うと「これまで実際に見たことも演じたこともない“教祖様”という存在を、どうしたら具体化できるのかな」という不安も少しあったんです。でも、衣装合わせのときに三木(聡)さんが、具体的にイメージしてらっしゃる漫画のキャラクターを教えてくださって、その漫画を拝読したら、何となく雰囲気がつかめたんですよ。しかも『時効警察』は通常の作品と違って、つながりや根拠を深く考えすぎると楽しめない作品。そう思って現場に入ってからは、不安がなくなりました。

――神沼美沙子を演じるにあたって、事前に準備されたことはありますか?
 台本を読み込みましたね。というのも彼女は、どういう意図や思考で生きてきた人なのかを読み取るのが、難しい人物。どうやって対応していこうか…と、すごく考えました。ただ、三木さんの現場は、役をあまり作りすぎて臨むと、逆に通用しないんですよね。なにせ現場ですごく変わるから(笑)。

――そんな三木監督の現場には、すぐ慣れましたか?
 三木さんはハッキリとご自身の世界観をお話しできる方なので、やりやすかったです。私は分からないことがあるとすぐ質問するし、それでも分からないなぁと思っても「分からないけど、やってみま~す」と言うタイプ(笑)。幸いにも、そういうフレキシビリティーがすごく求められる現場だから、刺激になってよかったです。ただ、撮影時間が長い(笑)! 集中力や体力を持続するのは大変でしたね。

――オダギリ ジョーさんとは17年ぶりの再共演。当時と今回で印象に違いはありましたか?
 17年前はすごくハードな現場だったことに加え、お互いに若かったり、絡むシーンが少なかったこともあって、オダギリさんとはあまりお話ししたことがなかったんです。でも、今回はすごく気さくにお話ししていただいたんですよ。お互いに子どもの話もしたりしましたね。また、オダギリさんはすごくクリエイティブなので、発想の視点も面白く、「あ! こういう方だったんだな」と新たな発見がありました。大人になってまた、表現者同士としてお会いすることができて、うれしかったです。

――撮影中、特に印象に残っているエピソードを教えてください。
 九十九里浜で会話するシーンがあったんですけど、まさか対岸越しで話すとは思わなくて(笑)。毎回、唐突なシーンが多くて「何の撮影をしてるのかな?」という気持ちになるんですけど(笑)、監督の頭の中には「このセリフはこういう映像の中で言わせたい」という、普通の概念を超えたビジュアル・イメージが強くあるんですよね。だから、私自身もいつも白紙で裸のまま現場に行って、その場でつけていただいたお芝居をそのまま楽しんでいましたし、どのシーンもすごく新鮮でした。


(C)テレビ朝日

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