「きのう何食べた?」究極の愛が詰まった“背中”に深い感動

TV 公開日:2019/06/29 24
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シロさん(西島秀俊)&ケンジ(内野聖陽)の男性カップルの日常を丁寧に描き、毎週ほっこり幸せな気分にしてくれたドラマ「きのう何食べた?」(テレビ東京)が、ついに最終回を迎えた。

「きっと泣いちゃう。 でも最後は笑顔に。」というドラマ公式Twitterの予告通り、シロさん&ケンジに大いに泣かされ、大いに笑わされた最終回となった。

そんな最終回では、究極の愛が詰まった“背中”が幾度も映された。(以下、ネタバレあり)

お正月、初めてケンジ(内野聖陽)がシロさん(西島秀俊)の実家へ。ガチガチのケンジ。




とてつもない緊張が走り、ケンジが数の子を噛む音が響く中、シロさんの父・悟朗(田山涼成)は「史朗のアルバムをみよう」とケンジに声をかけた。

アルバムを見ながら、ケンジが悟朗に「どんな子だったんですか?」と尋ねると、「(呆れるほど)とにかくよく勉強する子だった」。それを聞いたケンジは、「10代の後半なら、自分が同性愛者ってことわかってたと思うんです。弁護士なら実力さえあれば一匹狼でも十分やっていける。だから弁護士になるって決めて勉強してたんじゃ?」と自分の美容師になった動機を交えながら話した。さらに「一人っ子の自分が孫の顔が見せられないわけだから、せめていい大学に入って弁護士になれば親を喜ばせられるって思ったんじゃないかなぁ」と率直に考えを話した。「確かにいつも思いつめたような顔しとったよ。でも、私たちを邪険にしたりむやみに反抗したりは決してしない子だった」

画面は、一つのアルバムを覗きこむ2人の後ろ姿に。心が通じたような二人の背中は、シロさんへの愛情が滲み出たとても優しい背中だった。


帰り道、ケンジ(内野聖陽)は「夢みたい。恋人の実家に遊びに行って、親御さんとご飯食べる日が来るなんて。もう、俺ここで死んでもいい」と感極まる。そこで返したシロさんのセリフが、シロさんらしく、また泣ける。「何言ってんだ。死ぬなんてそんな、そんなこと言うもんじゃない。食い物、油と糖分控えてさ、薄味にして腹八分目で長生きしような、俺たち」。

食事という日常に触れながらの「長生きしよう、俺たち」という言葉は、ただぼんやりと将来のことを思って出た言葉ではなく、リアルな生活の中で「共に生きていこう」という決意が感じられた。シロさんはケンジの肩を優しくしっかりと抱く。引きのアングルで映された2人の背中は、やはり互いを大切に想う気持ちが溢れていた。

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