千葉雄大、トランスジェンダー役演じ「背中を押してもらった」

TV 公開日:2019/01/10 11
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女優の伊藤沙莉と俳優の千葉雄大が10日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた「ちょいドラ2019」(1月12日よる11:30〜、NHK総合)の完成試写会に出席した。

同ドラマは、『○○な女』をテーマに“10分の短編ドラマ”を届ける「ちょいドラ」の第2弾で、今もっとも旬な20代の俳優と注目の作家たちが集い、笑えるドラマ、琴線に触れるドラマ、疾走するドラマを放送する。




『ダークマターな女』で主人公の宇宙飛行士・天野千宇を演じる伊藤は、同ドラマについて「この作品は楽しく見ていただければいいなと思いまして、ほとんどワンシチュエーションで言葉の掛け合いで物語が進んで行くので、飽きずに気付いたら終わっちゃうと思うんですけど、終始シュールな感じでニヤニヤ見ていただけたら嬉しいなと思います」とアピールし、宇宙に存在するという“謎の暗黒物質”ダークマターになってしまう役のため、黒塗りをして撮影に挑んだが「丸一日真っ黒だったので不自由だったんですけど(笑)、全身真っ黒にしたのも初めてでした」と笑いつつも、「作品の中でダークマターへの憧れが濃くなって、それに侵されて真っ黒になっちゃうけど、そういう自分を満たしている何かを黒で表現できていればいいし、それが伝わっていればいいなと思います」と力を込めた。

『尽くす女』でトランスジェンダーの主人公・木山一己を演じる千葉は「題材としては繊細に受け取られる方もいらっしゃると思うんですけど、やっているほうとしては学生時代でも大人になってからでも、ちょっとしたモヤモヤとした気持ちを少し晴らしてくれるというか、“今のままでもいいのかな”って前に進めるような作品になったと思います」と自信を覗かせ、10分という短編については「10分でその人の人生をその中に凝縮することは難しいかもしれないけど、その10分間の中で切り取った部分だけで、見てくださった方に想像していただく部分もあると思うので、そういう意味でやりがいはあるなと思いました」と声を弾ませた。

また、「『尽くす女』は2018年を集約する作品」とコメントして笑いを誘った千葉は、「ドラマの勝手をわかったつもりでいたんですけど、今回、監督がドラマを撮られるのが初めてだったりして、思わぬところで『よーいスタート』がかかって“今?”みたいな、そういう手作り感が楽しくて、“みんなで作るってこういうことだったよな”って改めて振り返ると2018年はこの『尽くす女』でした」としみじみと語り、「2019年は僕は30(歳)になるので、幅広い役をもっとやっていけたらいいなと思いますし、僕も『尽くす女』に背中を押してもらった部分もあるので、自分も肩の力を少し抜いてもいいのかなという風に思いました」と目を輝かせた。

一方、伊藤は「2018年はふざけている役だったり、おちゃらけた役だったり、コメディ系のものが多かったんですけど、『ダークマターの女』ではいつもと違ってツッコミで、そっちに回ることが意外となかったので、全体的に自分がやったことがない新しいことが詰まった作品でした。そういうのが2019年も増えていったらいいなと思います」と抱負を語り、「そういう意味では2018年を締めくくる素敵な代表的な作品になったと思います。あっ、すいません、(千葉のコメントと)天丼やっちゃった(笑)」とコメントして会場を沸かせた。