M.S.S Projectツアー千秋楽、爆笑と一体感生む最強のパフォーマンス

ニコニコ 公開日:2018/09/06 22
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ニコニコ動画で100万回再生を連発するゲーム実況&音楽制作プロジェクト、M.S.S Project。FB777、KIKKUN-MK-II、あろまほっと、eoheohというキャラ立ちした4人が繰り広げる実況は若い世代を中心に圧倒的な人気を誇る。さらに、オリジナル曲をフィーチャーしたエンタメ全開のライブも積極的に開催。これまでも日本武道館(2017年2月)や横浜アリーナ(今年3月)公演を大成功させており、いまやチケット入手困難なグループのひとつに数えられている。そんな彼らが2016年から夏に行っているのが“M.S.S Project Soul Meeting Tour”と銘打ったファンミーティング・ツアー。今年も7月21日の川崎市スポーツ総合文化センターを皮切りに“M.S.S Project Soul Meeting Tour 2018”を展開。各地を熱く盛り上げてきたのである。全11公演オールソールドアウトという勢いをもったまま、8月30日には中野サンプラザホールでツアーファイナルを迎えた。

満員の観客が待ち構える中、照明が落ちてミュージカル仕立てのオープニングアクトがスタート。映像を駆使し、お宝を探して宇宙を旅するというストーリーが紹介されつつ、4人が登場。自身のオリジナル曲である『11光年クエスト』に合わせ、華麗なダンス・パフォーマンスで冒頭から引きつける。このあとも、寸劇とダンスをまじえながら冒険が続くのだが“あれ?FB(=FB777)がいない?”という流れに。その後、残された3人はお宝をゲットしたFBと再会するも、敵に見つかってしまい……と、ここからはファイナル限定のスペシャルな演出で進行。逃げ惑うメンバーはステージを降りて客席通路に乱入、ファンとの距離を縮めていく。これには観客も大喜び!ステージに戻ると敵を相手に鮮やかな殺陣を披露。最終的には大ボスを倒し、『We Are MSSP!』に合わせたダンスで最初のブロックを終えた。




カッコいい一面を見せつけたあとは、グループの神髄、ゲーム実況コーナーへ。この時間を共有すれば、M.S.S Projectによるゲーム実況が、いかに楽しいかが理解できる。選ばれたゲームは“THE迷路”“THEビーチバレー”“スーパーボンバーマンR”と、わかりやすいラインナップ。ゲーム中に繰り広げられるメンバー同士のやりとりは、もう爆笑の連続。ゲーム実況でこんなに笑えるとは!これこそが彼らの人気の本質なのかもしれない。

2次元のゲームを楽しんだあとは、何とリアル・ゲーム対決のコーナーへ。“ジャンプジャンプキャッチャー(バランスボールに乗りながら、自分のテーマカラーと同じレイを床から拾い数を競う)”“ギリギリ たらい落とし(紐のついたたらいを頭上から落とし、頭上に当たらない最短距離を競う)”“モノボケだるまさんが転んだ(モノボケを披露しながらだるまさんがころんだを進行させる)”という、いずれもバラエティー番組の香り漂う体力勝負のゲーム。本性むき出しで、対決する4人に観客から大声援が飛び交う。結果、勝ち抜いたのはFB。そして、最下位となってしまったeoheohは、事前に用意していた私物を抽選で観客ひとりにプレゼントすることに。彼が用意したのはなんと一眼レフの高級カメラ!最下位ではなかったものの、なぜかあろまほっとも私物を提供することになり、バックパックと本人出演アニメのアフレコ台本がファンにプレゼントされた。こういう企画も、ファンミーティングならではだ。

最後はマジックテープ付きのケーキの着ぐるみを着た4人に、観客がこれまたマジックテープ付きのピンポン球を投げつけ、着ぐるみについたピンポン球の総重量でナンバーワンの会場を決定するゲームで盛り上げていく。この一体感をもって千秋楽は無事終了。そして、終演後には年末のクリスマス公演M.S.S Project“X'mas FAN MEETING 2018(仮)”(12月20日大阪 オリックス劇場、12月23日神奈川 パシフィコ横浜 国立大ホール=昼夜2公演)と、来年2~3月に行う音楽ツアー(音楽メインのライブツアー)が発表され、ファンからは狂喜の歓声が響く。全行程が終わったあとも4人は休む間もなく、会場を出るファンをハイタッチでお見送り。温かい空気のままツアーを締めくくった。メンバーが楽しめばファンも楽しくなる……まさにそんな縮図を感じさせるライブだった。この最強パフォーマー軍団は次回、どんなエンタメを見せてくれるだろうのか。期待して損はない!

文:海江敦士
写真:大塚秀美

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