今年も大盛況! Ingressのスペシャルイベント「Agent Olympiad 2018」が富士急ハイランドで開催

ニコニコ 公開日:2018/07/03 36
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大盛況のまま幕を閉じた昨年に引き続き、今年も富士急ハイランドを舞台に世界的な人気を誇るリアルワールドゲーム「Ingress」のスペシャルイベント「Agent Olympiad 2018(以下、本イベント)」が開催された。

全世界から選ばれた各陣営15名のエージェント(Ingress プレイヤー)を現地で待ち受けていたのは、ゲーム内アイテム”Lawson power cube”や”NL-PRIME”の開発に携わったとされる日本人科学者の司アキラ所長。開会式では、本イベント専用に彼女が用意した新しい試練(ゲームルール)の数々が公開された。いずれもIngressプレイのスキルが求められることはもちろん、直面した問題に即座に対応する解決力や高い身体能力、チームワークが要求されるものばかり。まさに全世界から選ばれた精鋭エージェントのためのゲームルールといえよう。なお、昨年参加したエージェントからは「簡単すぎた」というフィードバックがあったため本年はより過酷に仕上げたとアナウンスがあると、参加エージェントから不安とも歓喜ともつかないどよめきが起こっていた。

本イベントは、ニコニコ生放送で全世界に英語と日本語の二ヶ国語で放映されており、世界中のエージェントたちが勝敗の行方を見守る中、現地に設置された特設スタジオからは、俳優のチャオ・ササキさんとタレントの鈴木咲さんがMCを担当。目まぐるしく変化する戦況をレジスタンスのnenkoさん、エンライテンドのYooootaさんが解りやすく解説してくれた。さらに、運営元のNiantic, Inc.より川島優志さん、村井説人さん、須賀健人さん、山崎富美さんほか大勢の「中の人」がスタジオに登場して番組を盛り上げた。またパーク内では、百花繚乱さんとドグマ風見さんが現地レポーターとして参戦。エージェント同様にパーク内を駆け回り、参加エージェントに突撃インタビューを敢行するなど本イベントの模様を臨場感たっぷりに伝えていた。




今回も、前回のAgent Olympiadで好評を博した「あちらのお客様からシステム」を利用した視聴者によるイベント介入要素が用意されており、番組には多くの差し入れが寄せられた。本イベントの「あちらのお客様からシステム」は、差し入れ商品の詳細が明らかにされておらず、視聴者が商品内容を予想して楽しむという方式が採用されている。今回も「フレンズ」というアイテムが販売されていたが、蓋を開けてみれば遊園地やデパートの屋上で稼働していた「移動が得意なフレンズ」こと「パンダカー」という完全なお邪魔アイテムであった。こちらのアイテムは司所長の気分により前回Agent Olympiadでレジスタンス側の解説を担当したdesire3さんに投下。desire3が「気合十分で来たのに、この仕打ちはひどすぎる」と話したシーンでは、番組にたくさんの「w(ニコ生で笑っていることを伝えるコメント)」が寄せられていた。

また今回より「応援団」という、前回Agent Olympiadの参加者によるサポートチームが結成されており、「あちらのお客様からシステム」で差し入れを受け渡したり、海外から参加したエージェントに通訳のサポートを行うなどのほか、細やかな気遣いで参加エージェントを文字通り応援していたのが印象深かった。

続いて、本イベントで両陣営が繰り広げた熱戦の様子を見ていくことにしよう。

本イベントはRound1~Round4の4部構成となっており、各ラウンドに100点のAOポイントが配分されていた。この他に本イベントを通じて行われた複数のゲームに500点のAOポイントが配分されており、合計900ポイントのAOポイントを両陣営で奪い合い、最終的に獲得したAOポイントが多い陣営が勝者とされた。

Round1ではUnique Hackと題して、制限時間40分間にパーク内に設置された36個のポータルに各陣営のエージェントがアクセスした合計数を競う計測が実施された。広大な富士急ハイランドの敷地を考えると、アクセスできるポータルの数はあまり多くはないのではと予想していたが、終わってみればレジスタンスが509個(1人あたり33.9個)、エンライテンドが445個(1人あたり29.7個)のアクセスに成功しており、参加エージェントたちの身体能力の高さに驚かされた。なお本計測の最終結果は、レジスタンス:53.35―エンライテンド:46.65。


 Round2はPortal Battleが行われた。こちらはIngressのアノマリーと呼ばれる大規模イベントでも行われている陣営別のポータル専有率を競う計測。ここで各陣営は、戦略的な人員配置を求められることとなった。というのも、今回はパーク内の全36ポータルが計測対象とされたことで、各陣営の人数よりも対象となるポータル数の方が多いという状況となったためである。両陣営とも智力を尽くして戦い抜いた結果、本計測はレジスタンス:42.37―エンライテンド:52.63でエンライテンドのリードとなった。

Round3はLink Frenzy。こちらも過去のアノマリーで採用されたことのあるルールで、指定ポータルへ引かれたリンクの本数を陣営間で競うというもの。今回は、本イベント専用に「スターブラスト」と呼ばれるボーナスポータルが追加され、こちらのポータルへ引かれたリンクは1本で3本分のカウントが行われるというものであった。本計測では、序盤からレジスタンスがエンライテンドを圧倒。エンライテンド側も一矢報いようと全力を尽くすも、Round3はレジスタンス:89.19―エンライテンド:10.81でレジスタンスが序盤の大量リードを守りきった。

Round4では新ルールShard Shootが行われた。Shard Shootは、従来のシャードと呼ばれる物体をゴールまで運ぶシャードゲームとは異なり、シャード自体の移動距離を競うというもの。こちらもレジスタンスがRound3の勢いを保ったままゲームを有利に進め、最終的にレジスタンス:84.45-エンライテンド―15.55という結果に終わった。

この他、Round3とRound4では、パーク内に潜伏したNiantic, Inc.のスタッフを参加エージェントが追いかける「スパイゲーム」が実施され、Round3では須賀健人さん、Round4では村井説人さんが参加した。須賀さんは「あちらのお客様からシステム」で視聴者から差し入れられた15kg分の砂をリュックサックに担いでの参加、一方村井さんは中継班を引き連れた状態での参加という非常に不利な状況の中で、両名ともに約10分に渡ってパーク内を逃げ回り、視聴者から称賛のコメントが寄せられていた。

そしていよいよ、司アキラ所長よりファイナルスコアが発表され、Resistance:545.44対Enlightened:292.56にてレジスタンスの勝利となった。現地では、勝利に喜びから涙を見せるエージェントも多数おり、Ingressというゲームの持っている「熱量の高さ」を改めて肌で感じることができた。

しかし、この戦いの終止符も次の戦いのスタートラインに過ぎない。

7月28日にアノマリーと呼ばれる、世界規模のイベントシリーズ“カサンドラ・プライム”が札幌にて開催される。こちらは、本イベントとは異なり事前の登録さえ済ませれば誰でも参加できるイベント。会場には、プレイをはじめたばかりの初心者の方でもイベントを楽しめるように両陣営がサポート体制を整えているので、興味のある方はぜひ参加されてみてはいかがだろうか。


ニコニコ生放送「Agent Olympiad 2018」

http://live.nicovideo.jp/watch/lv311548246

カサンドラ・プライム・札幌 参加登録フォーム

http://events.ingress.com/anomaly/cassandraprime/sapporo


Ingressとは>

全世界で2,000万ダウンロードを突破した、位置情報を使ったリアルワールドゲーム。

2つの陣営に分かれたエージェント(プレイヤー)が、現実の街を歩き、競い合うことによって進行する世界規模の壮大な陣取り合戦を行います。ユーザーは自らがエージェントとなり、自分の周囲に配置されたスポット「ポータル」で様々なアイテムを取得し、自陣営のために活用しながら成長。相手チームの「ポータル」を攻撃し、「レゾネーター」などの各種アイテムを使って陣地を拡張していく。一歩足を踏み入れると、「Ingress」は現実世界を、世界規模での謎と陰謀が渦巻く競争世界へと変化させます。

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