M.S.S Project 笑いも熱狂も感動も!充実のツアーファイナル

ニュース 公開日:2019/04/08 30
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ゲーム実況のみならず、エンタメ性の高い音楽活動でも人気のM.S.S Project。そんな彼らが乗り出した全10ヶ所に及ぶ冬ツアー「PANZER -The Ultimate Four -」が、3月24日、神戸国際会館こくさいホールにて無事にツアーファイナルを迎えた。今回は新曲を交えた充実の内容で、どの会場も大盛況!ツアーファイナルとなった神戸の会場も、早い時間から各メンバーのイメージカラーに身を包んだファンが集結し、カラフルなムードを醸しだす(ちなみに、FB777は青、KIKKUN-MK-Ⅱが黄色、あろまほっとは赤、そしてeoheohが緑)。

ライブはまず、コンバット映画風の映像が流されてスタート。戦車が登場したり、迫力満点の戦闘シーンなど、なかなか壮大なスケールだ。この中で描かれているのは、戦闘員に扮したメンバー達の友情物語。お笑い要素も随所にはさまれており、場内は時に笑いに包まれた。しかも、台詞には各公演地のご当地ネタがさりげなく入っているという芸の細かさ。マンネリにならないための粋な演出だった。4人の強い絆が描かれた安定のハッピーエンドで上映が終了すると、ようやくメンバーがステージに登場。映像と同じアーミースタイルで、“PANZAR=戦車”の世界観を引き継ぐ。そして、さっそく自分達のチームワークをゲームで確認しようぜ!……という流れでゲーム実況へ。




今回のツアーで彼らがセレクトしたのは『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』。わかりやすいゲームを選ぶあたりも心憎い。こうして、FB(FB777)はマリオ、きっくん(KIKKUN-MK-Ⅱ)はルイージ、あろまほっとはキノピコ、そしてeoheohはキノピオを選択。いざ、ピーチ姫の救出へ!ひとたびゲームが始まると、客席からは「がんばって~!」の声援が飛び、クリアされていく画面にグイグイ引き込まれていく。それにしても、4人のかけ合い(素のままだろうが)の面白さは絶妙。最後はピーチ姫も救出し、チームワークのよさも実証したところで、演奏ブロックへ突入。

オープニングナンバーは新曲の『Bullet Impulse』だ。きっくんの熱いギターが炸裂するハードなインストナンバーである。あろまほっととeoheohは大きなフラッグを振りまわし、ステージをもり立てていく。観客もメンバーのイメージカラーに光るペンライトでカラフルに応戦。その後も『BLACK and FIRE』や『Over Road』など、アグレッシヴなサウンドでボルテージを上げていく。

中盤のブロックでは、キャッチーなメロディーをフィーチャーした『11光年クエスト』でFBがリードボーカルを披露。すると、客席のペンライトは一気に彼のイメージカラーのブルー一色に。ハードロックサウンドだけではなく、歌いたくなる楽曲もレパートリーに持つのは彼らの強みだ。続いてプレイした新曲『スターダストメモリー』もキラキラのアレンジでポップに聴かせる。幅広い音楽性を見せつけたところで、本編はそろそろ大詰めへ。定番の『KIKKUNのテーマ』はタイトルが示す通り、きっくんが主役のチューン。会場は即座に黄色に染まり、サビのKIKKUNコールでは一丸となって拳を突き上げ盛り上がった。

「今日は集まってくれてありがとう!楽しいっ!」と、確かな手応えに全力で感情を爆発させるきっくん。そして、本編を締めくくる『M.S.S.Panzer』へとつなげた。この曲もこのツアーのために生まれた新曲であり、ハードかつキャッチーなメロディーを持つ、彼ららしい楽曲。あろまほっと、eoheohは拳を突き上げ、観客を煽り切って本編は終了となった。

このあとのアンコールには、なんとサプライズが飛び出すことに――。実はこの日はeoheohの誕生日というスペシャルな要素が重なっていたのだ。アンコール2曲目の『ENMA DANCE』が始まる……とみせかけ、“ハッピーバースデー・トゥー・ユー”のイントロとともに豪華なケーキが登場!客席は一瞬にして、彼のイメージカラーであるグリーンのライトで埋め尽くされた。ファンからは「おめでとう!」の声が飛ぶ。

「祝ってもらえると思ってなかった!ありがとうございます!」と、リアルに感激ひとしおのeoheoh。きっくんは「実はリハの時からちょこちょこ動いてました(笑)」と、密かにサプライズを進めていたことを告白。ほっこりムードの中、ケーキにかぶりつくメンバーだったが、アンコールはまだ途中。気を引き締めて演奏に戻り、ついにラスト1曲までたどり着いた。きっくんは「先のことより今だろ!みんな全力を出し切ったのか?今の瞬間が全力か?みんなの全力を見せてくれ~!」と煽り、M.S.S Projectのアンセムというべき『We are MSSP!』をプレイ。おなじみの楽曲だけに、観客の盛り上がりも最高潮に達したのは言うまでもない。笑いも熱狂も感動も全部ひっくるめて、充実のツアーファイナルとなった。

終演後には4月24日にニューシングル『アスヘノBRAVE』のリリースが発表され、場内からは大歓声がわき起こる。どうやら、今年の彼らは“PANZER”のタイトル通り、パワフルな攻めの姿勢を貫いているようだ。ツアーのグランドフィナーレとなる4月29日のさいたまスーパーアリーナ公演“M.S.S Project Tour 2019 PANZER - The Ultimate Four  - FINAL at SAITAMA SUPER ARENA”も、ある意味、グループにとっては大きなチャレンジである。これまでも日本武道館や横浜アリーナなど、大規模キャパの公演を次々に制覇してきた彼らだが、さいたまスーパーアリーナは、それらを上回るキャパだけに、ナメてはかかれない。しかし、そこはM.S.S Projectのこと、彼ららしく、これまでにないエンターテイメントを見せてくれるはずだ。グループだけでなく、さいたまスーパーアリーナとしても平成最後のライブ、どんな手で楽しませてくれるのか、期待したい。

写真:大塚秀美
文:海江敦士

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