VR業界の躍進を掲げる共同事業体「VRMコンソーシアム」来年2月に設立

ニュース 公開日:2018/12/21 3
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IVR、株式会社エクシヴィ、株式会社 S-court、株式会社 DUO、株式会社ドワンゴ、株式会社バーチャルキャスト、株式会社ミラティブ、株式会社Wright Flyer Live Entertainment、クラスター株式会社、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社、SHOWROOM株式会社、ピクシブ株式会社、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社は、VR業界のさらなる躍進を掲げる共同事業体として、2019年2月に「VRMコンソーシアム」を設立することを発表した。




「VRM コンソーシアム」は、VR 向け・3D アバターファイルフォーマット「VRM」を提唱し、国内外問わず VR 業界がさらに躍進できる環境を構築することを目指した全 13 社の賛同企業が発起人となり設立される。

昨今、さまざま々な個人・企業・団体などから生まれている「VTuber」などの登場以来、3D アバタ―モデルデータを取り巻く環境は劇的に変化している。従来の 3D モデル活用の歴史が長いアニメ・ゲーム分野をはじめ、市場成長が見込まれる AR/VR/MR 分野においても、3D アバターモデルの制作・利用の需要はますます高まっている。

一方で、現行のサービス・プラットフォームなどでモデルデータを取り扱おうとした際には、アプリケーションごとに仕様が異なるほか、3D アバターの視点・骨格が VR 向けに適切に設定できておらず複雑な調整作業が必要になったり、クリエイターや開発者が容易に創作・活用できる環境が整っていなかった。また、「VTuber」文化の興隆にともない、3Dモデルの知的財産権・VTuber自身の人格の取り扱いなど、新たな権利保護の概念も生まれてきている。

そこで、これらの VR 業界全体の課題を改善すべく、“「人型のキャラクターや 3D アバター」において、細かいモデルデータの差違を吸収・統一し、アプリケーション側の取り扱いを簡単にする” ファイルフォーマット「VRM」の策定と普及を目的としたコンソーシアムの設立にいたった。

これらの取り組みは世界的にもいまだ類を見ず、日本発の国際標準規格を目指す動きとして、すでに海外の仕様策定団体からも注目を集めている。今回発起人となる 13 社に加え、設立にむけて今後も加入企業を随時募集する。また、オブザーバーとして任天堂株式会社の参加が決定してている。


【VRM コンソーシアム】
◆理念
3D アバターの規格を統一化し、誰でも簡単に創作・使用できる、プラットフォームを超えた自由な VR 世界を実現すること
◆賛同企業(50 音順)
IVR/ 株式会社エクシヴィ/ 株式会社 S-court
株式会社 DUO/株式会社ドワンゴ
株式会社バーチャルキャスト/ 株式会社ミラティブ
株式会社 Wright Flyer Live Entertainment/ クラスター株式会社
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社/ SHOWROOM 株式会社
ピクシブ株式会社/ ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社

◆オブザーバー
任天堂株式会社

【VR向け・3Dアバターファイルフォーマット「VRM」 とは】
「VRM」はプラットフォーム共通のファイル形式で、対応アプリケーション全てにおいて同じアバター(3Dモデル)データを使うことができる。これにより、生放送、動画、ゲーム、チャットなど、それぞれで存在するVR世界が繋がり、プラットフォームを超えた自由なコラボレーション実現の一助となることを目指している。なお、「VRM」形式とその標準実(Unity対応)はすべて無料かつ自由に使用できるようオープンソースで公開している。

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