”20歳で卒業”、よしもとが「少女歌劇団プロジェクト」発足

ニュース 公開日:2018/10/14 20
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10月14日(日)、いよいよ最終日となった『京都国際映画祭2018』。京都ホテルオークラ『翠雲』では、『少女歌劇団』の概要発表会見を開催、プロジェクトの概要や設立趣旨、第一期団員募集要項が発表された。

まずステージ横のモニターに、『少女歌劇団プロジェクト』のイメージVTRが流されると、MCの学天即が登場。奥田が熱狂的アイドルファンということで、司会に抜擢されたこと、遠征で日本中を飛び回っていて年に100万ほど使っている「課金するタイプのオタク」と自己紹介。続いて、吉本興業株式会社大﨑洋共同代表取締役社長が挨拶。今日が京都国際映画祭の最終日であることを話した後、自身の出身地である堺には以前少女歌劇団があったと振り返り、数年前に堺市市長と復活の話をして、今は堺の子どもたちが地元の人たちと少女歌劇団を作り、活動が続いていると説明。




「広井王子さんと会ったのは2カ月前とのこと。その際、車中で広井さんの手をそっと握り、「大阪で仕事しません?」と尋ねると「うん」と恥ずかしそうにおっしゃった」と話し、笑いを誘う。そして翌日から、コンセプトなどを含めたメールのやりとりが始まったとのこと。大崎社長は、このプロジェクトが地域活性化の第一歩になればいいと話したあと、クールジャパン機構ともいろいろな取り組みを進めていることに触れ、うまくいけば日本の各地方、アジアの国々とやれればと展望を語った。そのあと、MCの学天即をイジり始め、会場は笑いに包まれた。

そして、「年明けにメンバー決定、来年に大阪のどこかに常設小屋を作ろうと思っている」とこれからの計画にも言及。「来年の夏にはスターが生まれつつある、ご期待ください」と締めくくった。

続いて『少女歌劇団プロジェクト』の総合演出を務める広井王子が登場。大阪から京都に向かう車内で、大崎社長に手を握られたとこちらも笑いを取る。少女歌劇団については題材が難しいと広井。昔は日本に30ヶ所ほど少女歌劇団があったものの、どこも『少女』を取ってしまったとのこと。この『少女』の部分が難しいと言及。「最近、少女が活躍しているのはアイドル、そのなかで少女歌劇団を作る意味をずっと考えていて、もしかしたら卑弥呼の時代から日本は稚拙なもの、少女の無垢なものに浄化される文化を持っていたのでは、と思い当たった、少女歌劇団の意味はそういうところにあるのでは」とコンセプトが固まっていった経緯を話した。そして単なる商品ではなく、日本文化というものを少女を通して発信できればいいと説明。小さな女の子がどうやって成長していくのか、お客さんもいっしょに見ていただきたいと期待を込め、どんなふうにお客様と作っていけるかを考えているとのこと。

広井はさらに「少女とつけているので、20歳で退団です」と明言。限られた時間のなか、みんなで応援していけたらすごくわくわくすることになる、そんなプロジェクトになればいいなと思うと話しました。そして、全てを見せていく、失敗することも行き届かないところもあると思う、それも見せて、時にあやまりながら成長できればと話し、「どうぞ見守ってください」と締めくくった。

ここでゲストとして、女性芸人代表の尼神インターとゆりやんレトリィバァ、アイドルとして先輩にあたる三秋里歩、門脇佳奈子がステージへ。「よしもとのトップアイドルに集まってもらいました」という奥田の声に、女芸人たちは、元NMB48の2人に「なんで来たん!」とツッコミ。ゆりやんはボケも連発し、会場を爆笑させた。

ここからはトークセッション。まず、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの村野裕亮プロジェクトリーダーが、『少女歌劇団』の応募概要を説明。第1期メンバーについては、募集期間が2018年11月1日(木)〜12月31日(月)23時59分59秒まで。2018年12月31日の時点で満11歳から満17歳までの女性で、経験は不問、来年4月にメンバーを決定、夏に大阪の劇場でデビューすることなどを伝えた。

広井は「まだアイデアが全く頭にない、どんな子たちに出会えるか、その子たちが来てから」と話し、すべてオーダーメイドで作っていくことを強調。続けて、12月まではスタッフをどうするかという会議を行うこと、さらに「着物も着られるようにしないといけない、華道、茶道などの先生も入れて、その上で立ち回りもやろうと思っている」と明かし、「やることがいっぱいある」とわくわくした表情で話す。さらに演目については、最初はレビュー形式で、将来はミュージカルができたらいいと答え、チームの規模については、30人くらいは欲しい、さらにメンバーは定期的に募集していくことも告げられた。

20歳で退団が決まっていることについて、三秋が「卒業を自分で決めるとだらけてしまう時間もある、20歳と決められていると、ずっと全力でがんばれると思う」と20歳で退団のメリットを話すと、なぜかゆりやんが「確かにそうです」と同調。門脇は「20歳までってことは、ファンの方もそれだけ熱を入れて応援すると思う、ファンの方の団結力、それを受けてその子の成長もあると思う」と、三秋と同じく20歳での退団を支持した。

劇場については、最初はミュージカルができるような大規模なものは必要ないと広井。三んが、劇場はありがたい半面つらいこともある、情緒が乱れたときも笑顔で歌って踊るのはしんどい、でも逆にプロ意識が育てられることもあると経験談を告白。それを聞いた広井が「ぜひ特別講師で」とオファーすると「あとでお給料の相談を」と三秋。そこによじょうが「僕も茶道してた」とのっかり、笑わせた。

尼神インター渚は、「イメージの全然違う人が茶道や踊りをやるとギャップですごいとなる、私みたいな人がオーディション受けるのもありやと思う」と話すと、広井はまさかの「大ファンなんです」発言。そのあと「大道具がいるので」と渚にもオファーした。誠子は「すごい興味を持った」と話したあと「私、13歳なので、今がオーディションやと思って緊張してる」とひとボケ。「元々アイドルになりたくて…」と話しだしたのは、ゆりやん。広井が「なってるじゃないですか」と返すが、「どこがですか!」と逆ギレ。それを受けて、広井が「コメディエンヌの部分も作りたい」と、改めてゆりやんに講師のオファーをするも「私、8歳なんで」とボケで返答。広井が「では、ちょっと待っていただいて」とのっかります。すると、ゆりやんは「女の子にどういう気持で応募してきてほしいですか?」といきなり真面目な質問。そのギャップに会場は笑いに包まれた。広井は「舞台に立ちたいというのがまずは大事、それだけでいい、その中から見つけていきます」と答えた。

フォトセッションのあと囲み取材に応じた広井は、改めて「わくわくしている」と笑顔。学業優先であることや、そのために代役などのシステムもしっかり作りたいと説明。劇場の規模は?という質問には、200〜500名の間と答え、同時配信の設備をお願いしていると話した。公演については土日を重点に高校生なら夜公演もいいかもと話したあと、横のモニターに映った画像を見て「将来的には雪、月、花にチーム分けできれば」と構想を明かした。そして、改めて急な話だったと振り返り、上方落語も含めてこれから勉強すると明言。「勉強して、大阪らしい、日本らしい舞台ができれば」とやる気をみなぎらせました。さらに、正式名称については場所を名前に入れようか考えていることを明かしたあと、「爆弾発言です」と前置き。1チームはCGであることを発表した。「生の女の子とCGの女の子がいっしょにショーをやる、これだけはやろうと思っている」と強調。最後に広井は「決まったことは随時発表していきます、それも含めて楽しんで」と話し、囲み会見は終了した。




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