東野圭吾が懸命に涙を堪えた「人魚の眠る家」幕間映像解禁

ニュース 公開日:2018/09/03 12
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稀代のベストセラー作家・東野圭吾作家デビュー30周年を記念して書かれた話題の小説の映画化「人魚の眠る家」が11月16日(金)全国公開となる。この度、本作を見た原作者である東野圭吾のコメント全文とともに、コメント入り幕間映像と場面写真が一挙公開された。

娘の小学校受験が終わったら離婚する。そう約束した仮面夫婦の元に、ある日突然、悲報が届く。 「娘がプールで溺れた―」。愛するわが子は意識不明のまま、回復の見込みはないという。深く眠り続ける娘を前に、奇跡を信じる夫婦はある決断を下すのだが、そのことが次第に運命の歯車を狂わせていく―。東野圭吾の作家デビュー30周年記念ベストセラー小説を、「明日の記憶」「TRICK」「天空の蜂」の堤幸彦監督が実写映画化。篠原涼子と西島秀俊が映画初共演で夫婦役に挑む、衝撃と感涙のヒューマンミステリーが誕生する。

数々の傑作を生みだし、実写映画化されてきたベストセラー作家・東野圭吾。今回、本作を観た東野氏から「間違いなく一級品の娯楽作品」と大絶賛のコメントが到着。全文コメントからは執筆時から想い入れの強い作品だったことが伝わり、さらに「原作者が泣いたらかっこ悪いという思いから懸命に涙は堪えましたが、皆さんは遠慮なく泣いてくださって結構です」と実写化となった本作に太鼓判を押している。

<原作者・東野圭吾 コメント全文>
自分の愛する存在が、健やかに眠っているようにしか見えないのに、もう命はありませんと宣告されたらどう感じるか。そしてどうするか。単純そうで複雑なこの問題に向き合うことから、私の執筆作業は始まりました。自分は受け入れられるだろうか、自分が受け入れられたとしても、受け入れられないという者たちがいたらどうすればいいのか。物語を進めれば進めるほどに次々と難問が立ちはだかります。今回は、あらすじを立てて肉付けしていく、という書き方はできませんでした。壁に当たるたびに立ち止まり、苦悶しました。書き上げた今も、何らかの答えに到達できたという自信はありません。ただし、エンタテイメント作家としての役割だけは果たせたのではないかと自負しておりました。この物語を映画化したいという話を聞き、驚きました。拙作が映像化されることは多いのですが、この重たいテーマだけは敬遠されるだろうと予想していたからです。映画を観て、自分の認識が間違っていたのだと気づきました。やはり映像のプロは違いました。プロの役者は違いました。描かれているテーマは重く、ドラマは深く、派手なアクションシーンはありません。しかし間違いなく一級品の娯楽作品になっていました。私が密かに自負していた原作の「売り」を、見事に再現してもらっていました。原作者が泣いたらかっこ悪いという思いから懸命に涙は堪えましたが、皆さんは遠慮なく泣いてくださって結構です。




また、同時に場面写真全6点が解禁となった。わが子を抱きしめる篠原涼子演じる薫子、離婚間近の西島秀俊演じる夫・和昌と微妙な距離を保ちながら冷め切った雰囲気漂う夫婦の姿、坂口健太郎演じる星野が研究する最新技術を眠りつづける娘の治療として取り入れる提案された薫子が希望を見出すシーン、など過酷な運命を背負うことになった夫婦の姿が切り取られている。

■『人魚の眠る家』11月16日(金)全国公開
監督:堤 幸彦
脚本:篠﨑絵里子
原作:東野圭吾「人魚の眠る家」(幻冬舎文庫)
出演:篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、田中泯、松坂慶子  
配給:松竹
(C)2018「人魚の眠る家」 製作委員会

※本記事は掲載時点の情報です。

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