F1に最も近い日本人レーシングドライバー、松下信治を応援したくなる理由

ニュース 公開日:2018/07/14 33
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F1に行く”という目標がある中で、今の状況を自分の中でどう位置づけているのか。「昨年、F2でスーパーライセンスポイントを獲得し、今年、来年の2年間はF1に行くチャンスを与えてもらっていると思っています。それだけでも、ものすごくラッキーな環境。今年の残り3戦でキチンとしたレースをして結果を出して、ポテンシャルを示せれば来年につながっていく。F1への道はまだぜんぜん残っていて、この環境やチャンスはずっとあるわけではないことも分かっているので、今がんばるしかない。ポジティブな感じでとらえていますよ」


とは言え、現在の成績を見たときに正直、厳しいと思ったりしないのか。モチベーションは保てるのか。そのあたりをぶっちゃけで聞いてみると…「自分にスケールの大きな明確な目標があることがいちばん大事なことで、それがなかったらレースもトレーニングもしていないし、全部がどんどんそれにつながってくる。特に今のようにうまくいっていない時こそ、目標や自分が何をしたいのかということがあるから諦めずにがんばろうと思える。レースの世界は結果が出ないことのほうが多くて、これまでもいっぱい悔しい思いをしてきましたが、くよくよしていても仕方がない。どうやったら速くなれるかということだけを考えています」と打ち明けてくれた。


レースという世界で、F1という目標に向かって、と聞くと、ちょっと特別な話のように聞こえるかもしれないが、そこにいるのは同じ人間。思いどおりにいかないことのほうがむしろ多かったり、心折れそうな瞬間がおとずれたり。そんな時にモチベーションの支えになるのは、明確な目標があるかどうか、ということ。自分自身も心の中で問いかけつつ、松下選手のでっかい目標を一緒に追いかけたい気持ちがさらに強くなった。

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