出そろった2018年GT500ラインアップ、体制充実で戦力差はさらに拮抗か

ニュース 公開日:2018/02/22 48
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2月12日、ニッサン/ニスモが2018年にスーパーGT500クラスに参戦する4台の体制を発表したことで、2018年にGT500クラスに参戦するレクサス、ホンダ、ニッサンの3メーカーのラインアップが出そろうことになった。





すでに2017年12月に開催されたマレーシア・セパンサーキットでのタイヤメーカーテストから、3メーカーともに18年仕様の空力パーツを投入するなど、激しい戦いが展開されることが予想される2018年のスーパーGT。出そろったドライバーラインアップを見ると、こちらも大きく変化している。

2017年からドライバーの組み合わせ、チームが変更されていないのは、チャンピオンチームであるLEXUS TEAM KeePer TOM’S、そしてTEAM MUGEN、KEIHIN REAL RACING、NISMO、LEXUS TEAM ZENT CERUMO、Epson Nakajima Racingという6チームのみ。他はすべて動きがあった。

まず最初に発表されたホンダ陣営では、ジェンソン・バトンのTEAM KUNIMITSU入りが最大のトピックスだろう。バトンと山本尚貴のコンビ、そして2017年に速さをみせつけた野尻智紀が、新たに伊沢拓也とコンビを組むARTA NSX-GTなど、注目は大きい。もちろん体制維持となる3チームも、2018年に向けて一層の強化を狙っているはずだ。

続いて発表されたレクサス陣営は、関口雄飛の36号車への移籍、小林可夢偉、フェリックス・ローゼンクビスト、山下健太のフル参戦開始といったフル参戦初シーズンとなるドライバーの加入で、さらなる体制強化を図っている。いずれも速さに文句のつけようのないドライバーばかりで、かつコンビを組むのがGT500でも豊富な経験を誇るドライバーたちばかりというのは、ライバルにとっても戦々恐々だろう。1号車、38号車については「動かす必要がない」という判断のはずだ。

そして12日に発表されたニッサン陣営は、NDDP RACING with B-MAXのGT500参戦、高星明誠のKONDO RACING加入が大きなトピックス。こちらも「動かす必要がない」松田次生/ロニー・クインタレッリのコンビ、そして佐々木大樹のTEAM IMPUL入りなど、堅実に体制強化を図ってきた印象だ。

2月9日からセパンで開催されているタイヤメーカーテストでは、GT500クラスのマシンたちは連日超僅差のタイムで走行を重ねており、3メーカーの戦力差が2017年よりも接近しているのは間違いなさそう。発表されたチーム体制の充実ぶりからも分かるとおり、拮抗した戦いのなかでチーム力、ドライバー力がより勝敗を分けるシーズンになるのかもしれない。


Ryuji Hirano / AUTOSPORTweb

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