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桃原美奈の深いチーム愛は「お母さんみたいな気持ち」

ニュース 公開日:2018/06/12 3
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2007年にスーパーGTにてレースクイーンデビューすると、日増しに人気は高まり2011年には日本レースクイーン大賞に見事入賞。同年にはGT300からGT500クラスにステップアップしたばかりの「TEAM S Road MOLA」でレースクイーンを務め、いきなりチームのシリーズチャンピオンという偉業に大きく貢献。

その後はオートスポーツWebナビゲーターとして、さらには人気ニコ生番組「脇阪寿一の言いたい放題!」の番組MCとしてその活躍が続く桃原美奈氏。


現在はLEXUS TEAM ZENT CERUMOでマネージャーという激務をこなしながら、この日はあくまでも「プライベートで」と、約10年ぶりに国内開催となった24時間レース「ピレリ スーパー耐久シリーズ 2018 富士SUPER TEC 24時間レース」を観戦に富士スピードウェイを訪れていた。


――レース界の女性としては異例のキャリアとなる桃原美奈さんですが、これまでの経緯を振り返りながら少しお話を聞かせ下さい。


桃原:

初めレースに携わったのが2007年で、その時はレースクイーンだったんです、本当にレースのことも何も知らなくて。今も市販車とか全然詳しくなくて(笑)

昔から部活じゃないですけど、みんなで一つのことをやるっていうのが大好きだったので、レースクイーンをやってみてチームの一員になった時、すごく沢山の人が同じ気持ちで優勝に向かって頑張っているというところに触れて、その姿勢や情熱に惹かれました。

2007年にレースクイーンになって、2008年にはもうチームの中の人になりたいって思っちゃってたんです。

その時チームの方に相談したんですよ。マネージャーの仕事をしてみたいですって。22歳か23歳の時だったんですけど。


――今から10年前。早いですね。きっかけみたいなものがあったのでしょうか。


桃原:

そんな気持ちになったターニングポイントになるレースがありました。

マレーシアでレースがあった時に、朝から晩までチームの人と帯同だったんです。4日間くらいレースがあるんですけど、ずっと近くで仕事をしている姿を見る機会があった時に、すごく大変だけどみんなが情熱を持ってやっている姿勢がカッコいいなと思って。その時予選が3番手か4番手だったんですけど、決勝レースの1コーナー目でぶつかってコースアウトしちゃったんですよ。

その瞬間に私、気づいたら泣いてて。あ、こんなに好きになってたんだって。それまで気づかなかったんですよ。こんなにレースのこと思ってたんだって。


――もう完全にチームの中の人になってたんですね!レースクイーンの方はいかがでしたか?


桃原:

レースクイーンは5年続けたんです。GT300クラスを2年やって、上のクラスに行きたくてGT500クラスを3年やらせてもらって。そのGT500の3年目の時にちょうどチームがシリーズチャンピオン獲ったんです。で、ここが自分の中の辞め時かな~と思って。

ちょうどその年、日本レースクイーン大賞でも受賞があったので、これ以上は無いと思って(笑)

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