6月8日(金)に全国公開される映画「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」(配給:KADOKAWA)。公開を目前に、男性100人による男性限定試写会を実施、主演の榮倉奈々、李闘士男監督がトークイベントに登壇した。
榮倉が、会場の100人の男性を見て「男性限定のイベントは初めてです。とても異様な・・・」と思わず本音をぽろり。司会者から「言葉を選んでください」と言われるという和やかな雰囲気でスタート。100人の男性の本音を徹底調査した。
最初は、榮倉と李監督から会場の男性に向けて質問し、100人の男性がYES/NOカードで答えるもの。1問目は、榮倉が「映画は楽しかったですか?大満足だと言う人?」と質問した。李監督が「NOはさすがに上げられないでしょ」と言う通り、全員がYES。2問目は「もし自分が、妻や恋人から“死んだふり”をされたらどうしますか?」。劇中のじゅんのように全力で付きあうという人が6割、無視する人が4割という結果に、「みなさんやさしいですね」と榮倉と李監督は感心しきり。ここで李監督が「映画のせいで嫁との関係が大変なことになっているんです。嫁が死んだふりすると思われているらしい。うちは寝た振りしかしないですよ!」と、思わぬ反響を報告し場内を笑わせた。
続いて李監督がこの映画を観た女性から「結婚したくなった」という感想がとても多いと言い、今回は男性に尋ねた。「映画を観て、結婚っていいなと思いましたか?」。95%がYESで、NOの回答者に理由を聞こうとするが、榮倉に「ツライかな?聞かない方がいいかな?」と止められる場面も。
次は、本作が「Yahoo!知恵袋」の投稿から生まれたことに絡め、「男性100人のお悩みに榮倉奈々が答えます!奈々!知恵袋」と題し、会場の男性から寄せられた恋愛や結婚の悩みについて、榮倉、監督がトークを展開。(上映前に質問を募集、その中から数問をピックアップ。)
「同じ人と長く一緒にいるとあきてしまい恋愛が長続きしません。どうしたら新鮮さを保ちずっと一緒にいられますか?相手の気持ちも考えるとズレが大きくなって・・・」といういきなりの濃い質問に「刺激のほうが楽しかったりするのでは?相手の気持ちが気になってしまうけれど、そういうのも気にならないくらい夢中になれないということですか?」と逆質問しつつ、監督とともに「居酒屋みたい」とポツリ。
次に「どうやったら女性の愚痴を上手に聞けますか?」という質問を投げられた榮倉は「その質問をしている時点で、まともに聞く気がない。聞いてるふりをしようということですよね。ただ、聞くだけでいいんです」とバッサリ。李監督が「絶対に、否定してはならない。『そうだね』と同意をしてあげること」とアドバイスすると、榮倉は「これから『そうだね』と言われたら、『聞いてる?』ってなっちゃう(笑)」と返し、会場には笑いが起こった。
3問目は「食事を残すと不機嫌になる。苦手なものを残しただけなのに。」という悩み。榮倉は「それは悲しいなあ」と悩みながら質問者に何を残すのかを聞くと「ナス」という肩透かしの答え。李監督の「それくらい食べたほうがいいですよ」という結論に落ち着いた。
男性たちのリアルな悩み相談にふたりとも悪戦苦闘するも、最後は李監督から「この作品は夫婦の話ですけど、夫婦の話をやりたかったわけではありません。夫婦の関係を気にしたり、相手のことを考える、思いやる、平たくいえば、優しさというのが、どれだけ大変で邪魔くさく誤解も生む。でもそういうのっていいんじゃないかという気持ちで作りました」と真面目にアピール。榮倉は、「私にとってこの映画は最初から衝撃があり、タイトルから想像つかない人間模様の描き方で裏切られっぱなしですが、その裏切られ方が優しくて、とても心地よい映画だなと思います。心地よい気持ちがどんどんつながっていくといいなと思っています」と締めた。すると李監督は「これだけは!」と再度語りだす。「榮倉は本当にすばらしい。シリアスな芝居は誰にもできる。前半と後半で違う人物に見えるほど難しいことをやってる榮倉は本当にすごい」と榮倉の演技を絶賛し、大盛況のうちに幕を閉じた。
(C)2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会