3月第4週 仮想通貨ニュース【G20の仮想通貨規制の結論は7月まで先送り】

ニュース 公開日:2018/03/24 45
この記事を
クリップ

19日から20日にかけ、アルゼンチンのブエノスアイレスで開催されていた主要20カ国によるG20(財務相中央銀行総裁会議)が開催された。





初日に、金融規制を取りまとめる金融安定理事会(FSB)が、仮想通貨の規制を要請する各国の呼びかけを拒否した事もあり、大方の予想に反し、これといった規制の話にはならなかった事には驚きである。

市場もすかさず反応し、今までの下落一辺倒の動きから大きく反発する結果となった。

FSBの会長Mark Carney氏は、各国の財務大臣宛ての文書にて、「仮想通貨市場の大きさはまだ世界のGDP比では1%未満と小さく、世界的な財政の安定性を脅かすものではない。 まだ技術的な発展を見守る段階である。」との見解を示した。

さらに、アルゼンチンの中央銀行総裁であるFrederico Sturzenegger氏は、 「今回のG20では加盟国は仮想通貨に関して、より多くの調査をしなければいけないという認識で一致したが、なんらかの規制をする前には十分な情報が必要となる。7月には、何を規制するかに限らず、我々にとって必要なデータが何なのかなど、非常に具体的な案を提出しなければならない。」と述べ、再度7月にブエノスアイレスに再集結するまで、規制は先送りされたことを明かした。

具体的な発表は、仮想通貨に対するマネーロンダリング等の犯罪防止対策を進める新たな基準を求める共同声明を出すに留まり、国際機関に対してもリスク監視を継続的に続けることを要請し、静かに閉会した。

総括するならば、7月を目処に国際的な規制を検討しているが、まだ市場に与える影響は小さく、やたらに規制して技術的な発展が阻害されるのはもったいない段階である。まだまだ加盟国の仮想通貨の情報収集が足りていないので、7月までに規制案と共に必要な情報も持ち合わせて再度ブエノスアイレスに集結しよう。といったところであろうか。

関連タグ