中谷美紀が悲しいほどに美しい「黒蜥蜴」ついに開幕

ニュース 公開日:2018/01/09 16
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中谷美紀が耽美と闇の世界に生きる女盗賊“黒蜥蜴”に挑戦した舞台「黒蜥蜴」が、2018年1月9日(火)より日生劇場にて、2月1日(木)より梅田芸術劇場メインホールにて上演される。





本作は三島由紀夫が残した戯曲の中でも最高傑作の一つと称されている代表作。「美」に執着する女盗賊“黒蜥蜴”と名探偵“明智小五郎”が繰り広げる耽美と闇の世界。怪奇小説を世に送り出した江戸川乱歩と日本を代表する作家・三島由紀夫、二人の天才が生み出した究極のエンターテインメントだ。

演出は、日本でも「テレーズ・ラカン」や「ナイン」、「ETERNAL CHIKAMATSU」など、数多くの作品を手掛けている英国人演出家・デヴィッド・ルヴォー。彼が敬愛してやまない三島由紀夫の最高傑作戯曲の一つ「黒蜥蜴」を、長年夢に描いてきた演出プランでついに実現する。デヴィッド・ルヴォーの魔法のような演出によって、誰も見たことがないグロテスク・ビューティーな世界へと生まれ変わる「黒蜥蜴」に期待したい。

出演は、主演の純粋な美に生きる女盗賊“黒蜥蜴”役に中谷美紀、黒蜥蜴の好敵手であり運命の恋人、探偵“明智小五郎”役に井上芳雄、黒蜥蜴の部下“雨宮”役に成河、さらに相楽樹や朝海ひかる、たかお鷹らが名を連ね、作品発表以降、何度も舞台化されてきたこの名作に挑む。

<黒蜥蜴(緑川夫人)役:中谷美紀コメント>
ルヴォーさん主催の演劇学校に、出演料を頂戴して通わせていただいたような、充実したお稽古を経て、いよいよ初日を迎えることになり、少々緊張しておりますが、「一字一句誤りの無い完璧な台詞で感情がこもっていないよりも、物語を生き、感情の発露によって多少台詞が乱れても、後者の演劇を観たいと思う。もちろんだからと言って、台詞をないがしろにしていいという訳ではないけれど」とおっしゃったルヴォーさんの言葉を信じて、井上芳雄さんをはじめとする共演者の皆さんの言葉に耳を傾け、表情を見逃さず、心と心の対話を最も大切に演じたいと思います。高尚なものと低俗なもの、喜劇と悲劇、美しいものと醜いもの、愛と憎しみ、エロスとタナトス、相反する2つの世界が混じり合い、拮抗し合う三島ワールドをぜひご覧いただきたいです。

<明智小五郎役:井上芳雄コメント>
ルヴォーさんとカンパニーのみんなと、この「黒蜥蜴」の世界にいられることが最高に幸せです。悲しいほどに美しい美紀さんの黒蜥蜴とご一緒できるのも光栄です。早く、皆さんに見て頂きたい。きっと今まで見たことのない、でも、心の奥ではどこかで知っていた愛の世界がそこにあるはずです!

<岩瀬早苗役:相楽樹コメント>
もう明日が初日だと思うと驚きです。ルヴォーさんの稽古は本当にあっという間でしたし、稽古というよりはカンパニー全員で「黒蜥蜴」の世界を探求しながら冒険しているような時間でした。ルヴォーさんの演出する「黒蜥蜴」は、さまざまな表情や魔法であふれていて目が離せなくなるはずです。お楽しみください。

<家政婦ひな役:朝海ひかるコメント>
ルヴォーさんの指揮の元カンパニー全員で
「黒蜥蜴」の世界をお届けできる様
精一杯頑張ります。

<岩瀬庄兵衛役:たかお鷹コメント>
やる事はやった。
後は本番のライブ感を楽しむのみ。

<雨宮潤一役:成河コメント>
不思議と緊張もなく穏やかな気持ちです。大きな見所は、想像力を刺激するシンプルで力強い演出。デヴィッド・ルヴォーの美意識が行き届いた、演劇ならではの「空間の使い方」に是非注目して欲しいと思います。三島由紀夫への新しいアプローチとして、きっと沢山の人に受け入れられるだろうと期待しています。

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