ドラマ、CM、映画、雑誌連載、自身初の写真集『体温』の発売など、多方面での活動と並行しながら、昨年は2ndシングル『Way You Are』を、そして2度のメジャーデビューと10年以上の時を経て待望の1stアルバム『POINT TO POINT』をリリースした松下洸平。同アルバムを引っ提げて昨年11月30日よりスタートさせた自身最大規模となる9都市11公演の全国ツアー“KOUHEI MATSUSHITA LIVE TOUR 2022 ~POINT TO POINT~”だが、出演者の体調不良により延期となった3公演を3月1日(水)東京・TACHIKAWA STAGE GARDEN、3月4日、5日(日)大阪・オリックス劇場にて振替公演を実施し、ついに全公演が大盛況にて終了した。
ライブレポート
最終公演となった5日のライブは、1stアルバムに収録の『リズム』からスタート。続けざまに『Color of love』も披露し、「みなさんこんばんは、松下洸平です!!」と挨拶。「POINT TO POINTツアー、、本日ファイナルです!ここまでこれたのも本当にみなさんのおかげです。改めてありがとうございます!本来であれば今日のこの公演も昨年12月に行う予定でしたが、残念ながら延期になってしまいました。その時は悲しい思いをされた方もたくさんいらっしゃると思いますし、僕たちメンバー・スタッフ一同も悲しみの中にいましたが、こんなにも早く振替公演が実現して、そしてあの時のチケットを大事に大事に取っておいてくださったみなさまに、本当に感謝しております!もちろん中には残念ながら来れなかった方々もいらっしゃると思います。その方々の想いも乗せて、みなさんと一緒に楽しみたいと思っていますので、最後まで一緒に踊ろうぜ!!」と感謝の気持ちを伝えた。
『エンドレス』、『つよがり』、『体温』の3曲を歌唱した後、ライブはアコースティックコーナーへ。「カンちゃんは僕が10代の頃から一緒に音楽をやっている仲間で、音楽を再開して、そこからずっと一緒にやってます。今歌った「体温」、「エンドレス」もそうですし、いろんな曲を一緒に作りました。そんなカンちゃんと2人で、今日はアコースティックでお届けします。」と話すと、バンドメンバーでありバンドマスターでもある盟友カンノケンタロウのギターにのせて『あなた』、『One』の2曲をしっとりと歌い上げた。
「音楽をやっているからこそ伝えられる想いとか、ちょっと普段は恥ずかしくていえない気持ちを、曲にしてみなさんに届けることができるというのが、音楽をやっててよかった!!と思える瞬間なんです。去年もたくさんいろんな曲書いたんですけど、その中でも一番ラブリーな曲を今から歌ってみんなと一緒に踊りたいんです!」 というMCの後、『Only you』でライブは後半戦に突入。巨大LED、レーザー、ミラーボールなどを用いて激しく煌びやかな演出で『ハロー』、2ndシングル『Way You Are』、『KISS』など5曲をノンストップで畳み掛けるように披露し、会場の熱気は最高潮を迎えた。
「本当にありがとうございます!「POINT TO POINT」というアルバムをリリースして、ツアーをしてきました。いろんなことがありました。数え切れないほどの壁をお客様と一緒に乗り越えてきました。そして今日でファイナルということですごく寂しい気持ちではあるんですけど、、でも大丈夫!ツアーは終わるけど僕たちの旅は終わりません。僕たちはおっきな船に乗って歌を歌いながらこの地球をぐるぐる回ってる、そんな気持ちです。その船の上には、みなさんがいます。残念ながら今日来れなかった方々の想いも乗せて我々は旅を続けていきます。みなさんを決して後悔させないように、素敵な歌を作り続けてみなさんと一緒に次の景色を見に行きたいなと思っています!この船は歌うことでしか前に進まない船です。歌い続ける限りこの船はいろんなところに連れて行ってくれるはずです。そう信じてこれからも歌い続けていきたいなと思っています。みなさん本日は本当にどうもありがとうございました!」と話すと、『旅路』を情感たっぷりに歌い上げ、ライブ本編は幕を閉じた。