――ニューアルバム『ROUND & ROUND』が発売されました。とてもバラエティに富んだ楽曲にワクワクしますが、出来上がった作品への率直な思いをお聞かせください。
陣:僕らのデビュー曲『Lightning』から一貫している「自分たちで何かを作っていく」だったり「未来を想像していく」というメッセージが、アルバムの表題曲である『NO GRAVITY』もそうなのですが、今回のアルバムには、より色濃く込められているなと感じています。昨年デビュー5周年を迎えましたが、THE RAMPAGEとして唯一無二の存在になっていくというグループとしての強いメッセージが伝わればいいなと思っています。
吉野:今回のアルバムは、応援ソングがあったり、爽やかな楽曲があったり、EDM調の曲があったりと、結構ふり幅がすごいんです。でもしっかりTHE RAMPAGE色は残されている1枚になっていると思います。今回原点回帰というメッセージがありましたが、ここからまた新しいTHE RAMPAGEの始まりというか、さらに高みを目指していきたいという思いが込められたアルバムなので、次へとつながる作品だと思っています。
武知:今回のアルバムに収録されているほとんどの曲がタイアップソングとして起用されているので「あ、この曲ってTHE RAMPAGEが歌っているんだ」と思う方もたくさんいるのかなと思うんです。北人さんが言っていたように、本当に様々なジャンルでの楽曲があります。例えばスポーツが好きな方は、「2022世界バレー」TBS公式テーマソング『ツナゲキズナ』で、映画が好きな方は『HiGH&LOW THE WORST X』の主題歌『THE POWER』、『犯罪都市 THE ROUNDUP』日本版主題歌の『ROUND UP feat. MIYAVI』で僕らを知っていただいたのかもしれないので、そんな方々に「こんな曲もあるんだ」と思っていただける1枚になっています。
山本:このアルバムでライブができるぐらいのものになっていると思います。無重力なすっきりした曲から、熱い楽曲まで、僕らのこれまでがギュッと濃縮されたアルバムでありつつ、これからのTHE RAMPAGEの新たなスタートにもなる1枚になっています。日々頑張っているRAVERS(レイバーズ)の皆さんにぜひ聞いてもらいたいなと思います。