4人組新世代女性ボーカルグループet-アンド-が、本日『treat tour 2022』ファイナルとなる東京公演を、SPACE ODDで開催。東名阪3都市6公演のツアーを完走した。
et-アンド-は昨年夏にデビューし、今年春に初のツアーを開催。今回は2度目のツアーとなる『treat tour 2022』を開催。ハロウィンの時季ということで、「Trick or Treat」から、“もてなす”という意味もある“treat”をとって名付けられた。
不思議なリズムとループする歌詞がクセになる『Matryoshka』でステージは幕開け。et-アンド-の世界観を詰め込んだデビュー曲『#tokyo』と続き、キレのあるパフォーマンスで会場をグッと引き込んだ。リーダーの野島樺乃からツアータイトルの意味を伝え、「非日常を楽しんでいただければと思います」と呼びかけた。続いて、「私たちの歌で皆さんの心に光を届けられれば」と、『Newton』、野島のアカペラで始まった『fragile』、『花心』としっとりとした歌声を響かせた。
ファイナルの夜公演では、ここで山崎カノンがスタッフに聞いたメンバーに「モノ申したいこと」を発表。しっかりしていると思われているリーダーの野島の意外に緩い姿が暴露されたり、最年少の栗本優音にはスタッフみんな甘いことが判明し、会場が笑いに包まれた。モラレスきあらが「もっともっと盛り上がっていけますかー?」と煽り、「僕は君が好きだ」からはスタンディングに。客席からは大きなクラップが送られ、「夏海月」では手をゆらゆらと振る“海月ダンス”で会場が一体となった。