DISH// 有観客ツアーファイナル完走、メンバーのカミングアウトに北村匠海「え?俺泣いたっけ?」

音楽 公開日:2021/05/17 27
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DISH//が5月15日、1年4か月ぶりの有観客公演となるSpring Tour 2021「X」のファイナルを東京・中野サンプラザホールにて迎えた。




2021年2月にリリースした4thアルバム「X」(クロス)をひっさげての本ツアーは5月1日の名古屋公演から始まり、今まで有観客ライブが出来なかった間に溜め込んでいたパワーや思いを爆発力に代えて進んできた。そんな中、緊急事態宣言により大阪公演が中止に。今回、東京公演がツアー2箇所目にして最終公演を迎える地となる。


開演時間を迎え、暗転したステージにメンバーが板付く。会場の緊迫した静けさの中、Dr泉大智のカウントにより始まった1曲目は、“宣戦布告”を告げる「ルーザー」。アルバム「X」でも1曲目に収録されているこの楽曲は、挫折、“惨敗”をしながらも戦い続けてきた彼ら/の思いが詰まったロックサウンドのナンバーだ。Vo/Gの北村匠海が「ファイナルきたぞー!最後までよろしく!」と力強く呼びかけてライブに幕を開けた。


続いて、G/Cho矢部昌暉が奏でる重厚なギターリフと、DJ/Key橘柊生のスクラッチが絡み合うイントロで始まる「rock’n’roller」では、“賽は投げられた 告げられる合図”という歌いだしのように、彼らが歩みだしたDISH//第二章を体現するかのようなロックサウンドを魅せつける。


そして、“ただいま”の代わりに彼らのライブ定番楽曲である「ビリビリ☆ルールブック」が続く。その声に応えるように、会場からは“おかえり”と言わんばかりの大きな拍手が沸き上がった。


北村から「改めまして、どうもDISH//です!ファイナル来てくれてありがとう!」という呼びかけに続いて「へんてこ」を披露、夕焼けのような温かい光に包まれながらのエモーショナルな「猫」、心地よい歌声が会場を包んだ「君の家しか知らない街で」が続く。北村は「今日は今日しかなくて、今は今しかない。今この瞬間を楽しませてもらっています。」と噛みしめ、「会えなかった約1年半で僕たちも成長してきました。僕たちにとっての新しいスタンダードを作ってきたつもりなので、僕らの音や言葉を受け取ってほしい。」と、「Get Power」を披露。その後のDRUM LOOPでは泉のドラムソロが披露され、そのまま5月シングル収録の「KICK-START」へ。彼らがダンスロックバンドと名乗る所以でもある、楽器を奏でながらのステップダンスを披露した。


「NOT FLUNKY」の前奏が始まると、矢部が勢いよく走ってステージ下手に消えていき、そのままバックステージを一周して上手から戻ってくるというアドリブを入れ、他メンバーは演奏を続けながらも思わず笑顔が溢れ、会場も大盛り上がり。さらに畳みかけるように、続いてもライブで盛り上がる鉄板曲「東京VIBRATION」。橘の「声は出せないけど、まわせー!!」という言葉に呼応してぐるぐると回るタオルが客席を埋め尽くし、泉のドラムがバンドサウンドに会場のテンションは最高潮に。


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