グローバルスーパースターBTS初の日本ドームツアー「BTS WORLD TOUR 'LOVE YOURSELF' JAPAN EDITION at 東京ドーム」がdTVにて独占配信されている。
2013年のデビューから韓国出身のグループとして様々な記録を打ち立てたBTSは、2020年にリリースした「Dynamite」「Life Goes On」が2曲連続で全米シングルチャート(Billboard Hot 100)初登場1位を獲得するなど快進撃を続けており、今やグローバルアーティストとして名を馳せている。
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デビュー前からドーム公演は“夢の舞台”であったというBTSにとって、今回のツアーは特別なものであった。それは日本のARMY(ファン)にとっても同様で、メンバー登場前からスクリーンに映し出される彼らに向けられた歓声の大きさからその思いの強さがうかがえる。MCでは喜びを抑えられないメンバーたちが「ついにドーム来ちゃった!」「ついにBTSがこの舞台に立ちました!」「東京ドーム、初めてー!」「本当に夢のようです」と何度も繰り返し、あふれんばかりの喜びを全身で表現する。
ステージから噴き上がる炎を合図に始まったライブは、楽曲「IDOL」で開幕。アップテンポなサウンドと一糸乱れぬダンスパフォーマンスで瞬く間に会場のボルテージを引き上げる。続く「Save ME~I’m Fine」で美声を響かせると、ARMYは彼らの熱量に比例するように、手にしたペンライトを一心不乱に振る。配信映像とは思えぬ臨場感が、たちまち視聴者をあの日の東京ドームへといざなう。
登場の演出、楽曲のパフォーマンス、眼差し、息遣い。どれをとってもカッコいい。汗に濡れる髪、シャツから覗く腹筋、彼らの全身から「カッコいい」が溢れるたびにARMYからは黄色い歓声が沸き起こる。BTSは、その歓声すらライブを彩るスパイスにしてしまう。
その一方で、パフォーマンス後のMCや転換のタイミングで上映されるMVでは、これでもかとばかりに「カワイイ」を連発。メンバー同士で手をつないだり抱き合ったり、無垢な少年のように笑顔を弾けさせたりと、観客の心をつかんで離さない。誰もが認める実力を有しながら、飾らない愛らしさをも兼ね備えているのだ。