EXILE 新体制初ライブ「日本を元気に」14人一丸で力強いパフォーマンス披露

音楽 公開日:2020/12/30 22
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賑やかなステージから一転、カメラはカセットウォークマンに手を伸ばす白濱亜嵐をとらえた。不思議そうに再生すると、ヘッドフォンからはNew Jack Swingが流れ出す。New Jack Swingとは、EXILEの原点とも言えるダンスジャンルの名称。そんな意味を持つ楽曲が、DJ ALANが手がけるリミックスバージョンとして生まれ変わった。サングラスを装着して「SUPER SHINE」を踊ったり、ジャケットを羽織って「Everything」を口ずさんだりと、俳優としても活躍する白濱亜嵐の豊かな表情にも目を奪われる……と思った時にはすでに、視聴者はミラーボール輝く“CLUB EXILE”の場内に。DJ ALANが放つ音の波に乗って華麗に踊るのは、LDHの若手グループ・PSYCHIC FEVER。そこから、ショッキングピンクのキャデラックに腰かけるボーカルの3shotに切り替わると、80年代のNew Jack Swingをフィーチャーしたダンスチューン「STEP UP」が溢れ出した。



EXILE SHOKICHIが「みなさんも一緒に、部屋をダンスフロアにして楽しみましょう!」と呼びかけると、電話BOXやカラフルな電話機といったレトロな小道具を取り入れながら、色違いのジャケットスタイルで踊っていく。少人数に分かれてのパフォーマンスや、配信ライブでは珍しいローアングルの映像など、見どころ満載だ。かつては倖田來未とEXILE ATSUSHIのコラボ曲として発表された「WON'T BE LONG」も、EXILE SHOKICHIとEXILE NESMITHによるツインボーカルで新バージョンにアップデート。EXILE AKIRA、橘ケンチ、EXILE NAOTO、小林直己、関口メンディー、世界とPSYCHIC FEVERによるダンスパートもあり、世代を越えた一体感を見せていた。その一方、降りしきる雨音の先には、黒木啓司、EXILE TETSUYA、岩田剛典、白濱亜嵐、佐藤大樹の姿が。青き静寂の中に白いスーツ姿で佇むその表情は、愁いを帯びている。“雨音のイントロ”と言えば、そう、「Heavenly White」。EXILE TAKAHIROによるセルフカバー企画“EXILE RESPECT”の第二弾としても配信されたばかりの同曲が、アコースティックアレンジで届けられた。演技要素も含む5人の饒舌なダンスが、切ないラブストーリーをよりドラマティックに彩る。画面上のフィルターで雪を降らせながらのパフォーマンスも、『LIVE×ONLINE』ならではの演出だろう。


続いて、ここからはバラードブロックに突入。美しいピアノの音色が「ふたつの唇」のメロディをなぞると、ステージには1930年代風のヴィンテージファッションに身を包んだ小林直己が現れた。彼がそっとピストルをカメラに向け、引き金を引くと、画面には車が大炎上する様が映し出される。さらにEXILE AKIRA、橘ケンチ、EXILE NAOTO、関口メンディー、世界、EXILE SHOKICHIも同様の衣装で登場。映画さながらのAR演出や、アクションを交えた新しい振付で、視聴者を新たな舞台に連れ出した。それとは対称的に、モノクロの世界に、悲哀に満ちたEXILE NESMITHの歌声が響いた「Ti Amo」。続く「ただ...逢いたくて」では、EXILE TAKAHIROの甘く美しい歌声、長年愛されてきたEXILEの名曲を1人で歌う決意の表情が、視聴者の涙を誘う。歌い切ると、大切な仲間に想いを馳せるようにふと仰ぎ見るEXILE TAKAHIRO。その微笑みがとても印象的だった。


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