最高のチームワークで非の打ち所がないパフォーマンスを魅せたグループ曲だけではなく、ユニットやソロステージ、楽曲とつながるVCRまで見どころは満載だった。
一番先にソロステージを披露したRMは『Intro : Persona』を歌って強引なカリスマを発散し、SUGAも『Interlude : Shadow』で壮大さと懐かしい感じを同時に出した。JIMINはソロダンスで観る人の目を引き、ラテンポップジャンルの『Filter』で一味違う魅力を見せた。JUNG KOOKは『My Time』で自分の率直な話を表現し、JINはまるで‘星の王子さま’のような姿で『Moon』のステージを飾った。Vはメリーゴーランドに乗って感性的で温かい『Inner Child』パフォーマンスを完成し、『Outro : Ego』を熱唱したJ-HOPEは自動車を活用したパフォーマンスで雰囲気を一層熱く盛り上げた。
‘BTS MAP OF THE SOUL ON:E’はオンライン生中継方式だったが、BTSがファンの声と顔を見ながらライブができる‘ARMY ON AIR’システムを導入した。大型LEDスクリーン画面でファンの顔が見えて、‘合唱’と応援の声がステージに届き、AR演出など技術と感性が調和され、ファンとBTSの間で最先端のコミュニケーションが完成された。BTSと全世界ファンがまるで一つの空間にいるようなリアルな雰囲気が繰り広げられた。
BTSは「このように画面越しでも見られてうれしい。久しぶりに声を聴いていると力が湧く。世界で一番きれいな声」と感激した。「アンコール曲だけはARMYのための曲を聴かせてあげたかった」とメンバーは話し、1日目と2日目のアンコール曲を違う曲が用意された。初日は『Butterfly』と『RUN』を歌い、2日目には『Spring Day』と『IDOL』を熱唱した。
‘BTS MAP OF THE SOUL ON:E’は1年間という準備期間でわかるようしっかりした構成と繊細な演出、斬新な企画が目立ったコンサートで、何よりBTSの7年間の成長がそのまま取り込まれた最高の公演と称賛された。
BTSは‘BTS MAP OF THE SOUL ON:E’を終えて「数万の感情が交差する公演だった。僕たちの初めての行進は7人の少年が集まって小さな夢から始まった。それぞれ違ういろんなカラーのたくさんの旗を振り、違う言語で、違う物語を歌いながら永遠に一緒に行進する。BTSはただ7人ではなく、あなた、そして私、また私たちみんなの物語になる」と話した。