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福山雅治 Twitterトレンド世界3位に、前代未聞の音楽特番で見せた説得力

音楽 公開日:2020/03/23 1
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そしてもうひとつ、別室でツイッターを集計しているカズシゲさんとの中継が繋がり、どのようなつぶやきが寄せられているのかなどの情報が逐一知らされるのもライブ感を感じられるお楽しみになっていた。

番組が始まった時点で国内のトレンドランキング首位に。『虹』(7位)発表直後には世界トレンドランキング5位にランクイン。ついには『家族になろうよ』(4位)の演奏が終わった後には、世界3位まで上昇。圧倒的熱量が可視化され、さらに盛り上がっていくまさにライブな展開に。

ランキングの発表が進行していく中、そこかしこにサプライズがあった。まずはTOP10に惜しくも入らなかった11位『Dear』と12位『約束の丘』をライブで披露。故郷・長崎にある稲佐山をモデルにした『約束の丘』は、否が応でも9月19日(土)、20日(日)、22日(火)の3日間、5年ぶりに稲佐山で行われる『福山☆夏の大創業祭 2020 稲佐山』へ思いを馳せる。まさにここがスタート地点だ。そして、1990年3月21日にデビューした同期で同い歳のミュージシャン、BEGINが生電話で登場。BEGINのデビュー曲『恋しくて』がオリコン4位だったのに対して、福山雅治デビュー曲『追憶の雨の中』はオリコン圏外だったというのももはや懐かしい思い出だ。お互いに30年もよくやってきたね、という労いと、今年は集まって酒を酌み交わそうという話から、最後はなぜか比嘉栄昇からの提案で「石垣島に集合して石垣の野草を食べる」という約束を交わしていた。

今回重要な要素としてあったのが、リクエストとともに寄せられたメッセージだ。ランキングの発表と一緒に披露される1曲1曲へのメッセージは、福山雅治の歌がパーソナルな物語となって一人一人に息づいていることの証明だった。初めてのデートでのドキドキ、出産の喜びや新生活への不安、悲しい別れなど、歌の果たす役割が目に見えるようでもあった。そういったメッセージを受けて披露されるライブ・パフォーマンスの説得力は、他人の物語が自分のものとして感じられるようになるという音楽の共有体験ともいうべきものを一段と深いレベルで体現していた。ライブ会場の熱狂とはまた違うライブの形がここにあったんだと思った。そしてそれが今回のこの大型音楽特番の何よりの特徴だった。第1位は『桜坂』。桜色の照明が映える中でのパフォーマンスは、ジャストな季節感もあり、今この瞬間だけはみんなが同じ思い、同じ景色を浮かべているような気がした。

「歌は、誰も知らない状態で生まれてくる。それに歌詞がついたりアレンジが決まったりして形になって、みんなの元に届いていく。それが僕に返ってきて、またみんなに届く。本当に音楽で繋がっているんだなと実感できた時間でした。人生は楽譜通りには、設計図通りには進まない、と僕の新しい歌で歌っています。思っていたものと違う未来がやって来ても、それこそが辿り着くべき未来だったんじゃないかという思いを込めて」

最後に披露されたのは、新曲『始まりがまた始まってゆく』。この曲を聴きながら思ったのは、ミュージシャンにとってすべての歌が〝はじまりの歌〟であるということ。そしてそれがリスナーの〝はじまりの歌〟になっていく。その幸福な循環がある限り、僕らは大丈夫だ。そうやって背中を押してもらった気がした。

次は〝約束の丘〟で会いましょう。

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※本記事は掲載時点の情報です。

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