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DJ KOO、あらゆる分野をdigる源は「やっぱり“DJ魂”」

音楽 公開日:2020/03/10 2
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――DJ KOOさんは全てのジャンルの音楽に対して、今でも“digる”という作業を続けてらっしゃるということですか?

DJ KOO

もちろんです。今回のCDにも詰まっているんですが、僕のこだわりは“常に現場のDJであること”なんですよ。クラブのお客さんって遊びに来てるわけじゃないですか。お酒飲んだり友達と話したり。その中で営業としてのDJも出来て、お客さんを楽しんでもらうことが出来なければ、CDや作品を出したところでどうしても上辺だけになってしますんです。現場のリアルタイム感を得られる、“現役であるということ”。これが僕のこだわりです。現場で若いDJと一緒になる際も、芸能活動をしているDJ KOOとして名前や存在で対峙するのではなく、あくまでもDJ同士のDJプレイで対峙できるように。これが第一前提ですね。


――バラエティ番組でのご活躍だけでなく、YouTuberコラボやTikTokでの活動など新しいものを取り入れて取り込んでいく力、あらゆる分野をdigっていく力がずば抜けている印象ですが、この力の根源はご自身でどのようなものだと思われますか?

DJ KOO

やっぱり“DJ魂”じゃないでしょうか。DJってその時代の流行や先駆けを常に意識して、活動していくスタイルだと思うんですよ。それは僕がDJを始めた18歳の頃からそうです。特に80年代の流行は、ディスコでかかっている曲が流行る、ディスコで着られている服が売れる、ディスコから流行がうまれるという時代でもあったので、自分も機材やDJスタイルを筆頭に“新しいものを取り入れていく” “流行を追うのではなく、シーンを作っていけたら良いな”という姿勢を今も貫いています。「盆DJ」という盆踊りでDJをするスタイルでは新しい流行、新しいシーンを作れてきているのかなとも思いますね。


――多方面過ぎるほど多方面でのご活躍が印象的なDJ KOOさんですが、息抜きでハマっていることなどありますか?

DJ KOO

やっぱり落語!移動中なんかでも落語を聞いちゃいますね!立川談志師匠フリークなので、古典落語は常に聞いてますね~!あとは音ゲーにハマってますね!


一同

(笑)


――古いものから新しいものと、新旧の垣根もないんですね!

DJ KOO

もうアイマスにハマってしまって、シャンシャンシャンシャンやってるんですよ!去年アイマスのナゴヤドーム公演に出させて頂いて、そこから「P(アイマスプレイヤー、プロデューサーの略称)」としてシャンシャンシャンシャンやって、クリアできたら画面のスクショをSNSにあげたりして。50代後半から音ゲーにハマるっていうのも“DJ魂”の為せる技ですね!


一同

(笑)


――本当にそうですね。どの方面にもDJ魂で一貫してらっしゃいますね!先程少し「機材」というお言葉ありましたが、この40年DJ機材の進歩も大変なものだったと思います。現在のシーンはどうご覧になっていますか?

DJ KOO

それこそ昔はアナログレコードでしたが、今はPCがコントローラーです。良いところと悪いところがあって、昔は曲と曲を繋げるMIXでテンポを合わせながらヘッドフォンで聞いて、曲をうまく繋げていくという作業がDJの基本だったんです。今はそのほとんどをPCがやってくれます。テンポも合わせてくれるし、オートで繋いでくれたりもします。そういった部分がDJの基本ではなくなってしまったので、よりしっかり曲を聞かなければいけないなと僕は思っています。曲調にしても、これは16ビートの裏にノッてるな~であるとか、曲のグルーヴをしっかり抑えて選曲し、繋いでいかないといけないと考えていて、ボタン一つで繋がっていく便利さを安易に捉えてはいけないと思っています。僕も作業場ではPCを使いますが、クラブではPCを使わないようにしているんです。


――これはどのようなお考えでPCを現場に持ち込まないという姿勢なのでしょうか。

DJ KOO

カッコつけた言葉で言うならば、「PCディスプレイを見てるなら、フロアを見ていたい」。常にお客さんを煽ったり、「見てるよ!」ってライブレスポンスを共有することはすごく大事だと思っているので、PCは持ち込んでいません。横向いてPCディスプレイ覗いて曲を選んでたら、素に戻ってしまう気がしていて。


――魅せ方や所作の随所にまで“DJ魂”が刻まれていますね。それでは最後の質問になりますが、“DJ魂”がこれでもかと刻み込まれたコンピレーション MIX CD『オドレーJAPAN! ~歴代オドレル J-POP 日本代表~』の聞き所、魅力をお願いいたします。

DJ KOO

このCDの制作を始めた頃は、まさかこの時期に新型コロナウイルスで大変な状況になることは想像もしていなかったんですけど、こういう日本が元気を失っている今だからこそ、家の中にいる人、ライブやイベントに行けなくなってしまった人たちにこの世代を飛び越えるアルバムを聞いてもらって、ハッピーになってもらえたら。次始めることに前向きになれたり、元気をだしてくれたら嬉しいなと思っています。そもそも日本を元気に、元気な笑顔を共有できる作品に、みんなの活力の源になってくれればというコンセプトで作っていたアルバムなので、3月4日という発売時期が時期だけに改めて使命感を感じています。


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※本記事は掲載時点の情報です。

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