M!LK 7人最後のステージ、涙と笑顔で“新たな門出”を祝福

音楽 公開日:2020/02/01 12
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「ここからは卒業する二人のメンバーからのメッセージと、特別な楽曲を用意したので」という吉田の台詞から、まずは一昨年に加入した山中、曽野、宮世の3人がステージに。加入時の思い出を語り合い、宮世が「合格のメールを貰ったときはレッスン場で飛び上がった」と話せば、曽野からは「「May」は振りを覚えるのが大変すぎて、5月生まれなのにMayが嫌いになった(笑)」という裏話も飛び出した。そして「僕たち3人から届けたい曲があります。一緒に歌ってくれますか?」(宮世)と“同期”の3人だけでパフォームしたのは、加入後初のシングルに収録されていた「Feel Alive」。“M!LK”の文字が浮かぶステージ上のLEDモニターは宮世のイメージカラーである紫に染まって、“出会い”の尊さを謳いながら手を握り合い、肩を組む3人の姿を目に焼き付けようと、み!るきーずたちは食い入るようにステージを見つめる。そして宮世は「みなさんに手紙を書いてきました」と、手を震わせながら、正直な心境を自らの口で伝えてくれた。み!るきーずを支えるのではなく、支えられてばかりの自分に自信を無くしてしまったこと。そして「僕も男の子だから、守ってもらう存在じゃなくて、み!るきーずのみんなを守れる存在になりたい。だから“今のままじゃダメだ”と強く思ったんです。と言い切った。

「だけど一つだけ言いたいのは……前向きな卒業です。今までのパフォーマンスに偽りはありません。俳優になりたいからM!LKに加入したとかは絶対にありません。これでみんなとお別れじゃないし、かけがえのないものをたくさん作ってくれた大切な場所だから、俺も忘れたくても忘れられない。これからもイメージカラーは紫です。バカでマヌケでワガママな琉弥ですが、絶対売れます。そして、M!LKは最高のグループです。これからもM!LKのことを宜しくお願いします!」

そして宮世と入れ替わりに板垣が登場し、「僕は卒業を発表したときにブログに書いたことが9割なので。その1割の話をする前に歌を歌いたいんだけど、どうしても一人じゃ歌えないのよ」と、佐野を呼び込み。役者やモデルとしても共に活動してきた“いたちゃの”コンビで、「僕ら二人にしかできない、この曲聴いてください」と、二人のために作られたユニット曲「ひこうき雲」を久々に披露する。ミディアム調のノスタルジックなナンバーで声を重ねていくと、2番に入って吉田と塩﨑も加わり、5年間苦労を共にしてきたオリジナルメンバー4人で、息の合ったハーモニーを聴かせてくれた。

本来、板垣一人で行うはずだったMCは、彼の希望で佐野、吉田、塩﨑とのクロストークという形に。それを突っ込まれると「だって、俺ら仲いいじゃん! 仲が悪いからやめるとかじゃないって、それだけは絶対証明したかった。彼らが素敵だと思ったから、彼らにM!LKを任せたいと思ったから、自分は卒業っていう道を選んだ。自分の中で決断しなきゃいけないタイミングがたまたま今だっただけ」と、“俺様”なイメージに反するピュアな素顔を垣間見せる。そこに吉田も「瑞生が俳優の道をやりたがっていたのは最初から聞いていたし、そこを俺らが止めてたところもあったから、今回は背中を押してあげたいと思えた」と付け加えてくれた。

「4年、5年と、ずっと悩んで出した結論。やってないのに“これ無理だ”とか“やりたくない”って言うのは違うと思うから、この5年M!LKを経験させてもらったことは自分の蓄えになったし、本当に感謝しかない。簡潔に言うなら、これからの背中を見て、それで決めてほしいです。これからの俺の作品を観て“違うな”と思ったらファンにならなくていい。でも、絶対に“素敵だな”と思わせられるはず。こんな素敵な人たちに背中押してもらってるんだから、絶対に失敗できないし、一人前の大人として、表現者として、一本の道で勝負したいんで、また、どこかで背中を見てください。過去M!LKだったことは変わらないし、M!LKの血は受け継がれているので、これからもM!LKを応援してください」

自信にあふれた言葉は実に彼らしく、「5年後、10年後に、また同じステージに立ってもいい」と付け加えると、吉田は「今日ここで泣かせた人たちを笑顔にできたら出してやってもいい」と最高の激励を贈った。

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