ペンライトはいらない、魂ぶつけた北園涼1stワンマンライブ

音楽 公開日:2019/10/08 34
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舞台を中心に映画、ドラマで活躍中の北園涼が10月6日に東京・一ツ橋ホールで初のワンマンライブを開催した。


北園といえば、ミュージカル『刀剣乱舞』で小狐丸役を“トライアル公演”(2015年)から演じ、人気を博す俳優。今年も3作品の舞台に出演し、8月には舞台『乱歩奇譚 Game of Laplace〜怪人二十面相〜』で主演のアケチを熱演したばかり。また2月には1stシングル『Long way to Go』をリリース。そして10月2日にはメジャーデビューアルバム『Ark』を日本コロムビアから発売。舞台ではいくつもの曲を歌ってきた俳優・北園涼が晴れてアーティストとしてファンの前に今回、姿を現した。この日、2回公演が行われたが、その第一部の公演の模様を完全リポートする。




ざわめく会場に音が鳴り始めた瞬間、観客は総立ち状態。スポットライトを浴びた北園が舞台に現れ、大きな歓声が沸き起こった。すでに歌手デビューを果たしているが、歌手として舞台に立つのは今回が初めて。アーティスト・北園涼が生まれた瞬間ともいえるだろう。


1曲目はアルバムの表題曲となった『Ark』。イントロで「オゥ、オゥ、オゥ」と大きく手を広げると「声出せ、声!」と“俺様系”でファンをあおる。そしてそれに見事に応えるファンたち。ハードなギターリフに合わせて歌う歌声が、ファンの発する合いの手にぴったりと重なる。必死に歌いながらも、ファンをちらりと見て小さな笑顔を浮かべた北園の喜びの気持ちが伝わり、1曲目から会場のテンションはマックス状態となった。




会場には観客の持つペンライトの白い光がいっせいに振られていたが、北園は「ペンライト、いらないいらない。お前ら魂をぶつけてこい!」と叫ぶと、ファンはペンライトを下げ、曲に合わせ手を振り上げる。続けて歌ったのは『ALIVE』。小さく自らの胸を叩いていたのは、もしかしたら少し緊張していたのかもしれない。だが、そんな思いを吹き飛ばすように歌い続ける姿にスポットライトが北園を浮かび上がらせた。


2曲歌い終わった北園は少し息をつくと“俺様系”は鳴りを潜め、水をコクリと飲み「ありがとうございます」と爽やかな笑顔を浮かべた。「ようこそ、北園涼の1stワンマンライブへ。みなさん調子はどうですか?」と聞くと観客は「イェ~!!」と答える。完全に熱血女子だ。「いい感じですね。もう今日、この日しかないですから。次のライブ、決まってないですからね。次、こういう機会でいつ会えるか分からないですから」とファンを笑わせた。

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