森崎ウィン(PRIZMAX)、4年振り2度目となる生誕祭を開催

音楽 公開日:2019/08/24 5
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超国際派ダンスボーカルユニット・PRIZMAXのメインボーカルであり、スティーブン・スピルバーグ監督作品『レディ・プレイヤー1』への出演でハリウッドデビューも果たした森崎ウィンが、8月23日に浅草花劇場にてBirthday Live『Be Free』を開催した。「ここまで歌いっぱなしなのは初めて」という1時間半ノンストップのステージに、PRIZMAXの持ち歌やソロ曲から森崎自身が作詞・曲を手掛けたナンバーをふんだんに盛り込んで、スタイリッシュで温かみのある“森崎ウィンワールド”を展開。さらに幅広いジャンルからのカバー曲も織り交ぜ、アーティストとしての懐の広さも示しつつ、卓越した歌唱力と天性のリズム感、そして数々の俳優経験で培ってきた表現力を最大限に発揮して、アーティストとしての新たな第一歩を満員のホリック(PRIZMAXファンの呼称)たちの前で刻んでみせた。




ソロライブを行うのは、4年前の生誕ライブ以来2度目となる森崎ウィン。3日前の8月20日に29歳の誕生日を迎えた彼を祝おうと大勢のファンが詰めかけ、二部制にもかかわらずチケットはすべてソールドアウトとなった。そんなホリックたちの期待に応えるべく、この日のために制作されたライブと同名の新曲「Be Free」で、幕開けから客席を総立ちにさせた彼の装いは、濃紺&臙脂のストライプの三つ揃いに蝶ネクタイ! 普段は見られないフォーマルなスタイルで歓声を呼ぶと、“今夜は恥ずかしがらないで、知りたければ伝えて”という英詞で始まるリリックの通り、心躍るテンポと「一緒に歌って!」という掛け声でオーディエンスの心を解放してゆく。何ものにも縛られず、ただ素直な心で自分の音楽を楽しんでほしい――『Be Free』というライブタイトルは、そんな彼の願いの表れなのだろう。

続いてシャープなギターカッティングが小気味よい「Sing it!」、軽快なカホンの音色からゴージャスなピアノプレイが夏の景色を彷彿させる「One Two Three」と、手練れのバンド陣による演奏と息を合わせて響かせるボーカルは、どこまでも伸びやかで活き活きとしたもの。以前から生バンドをバックに歌うことを熱望していた彼だけに、テンションも明らかに高く、バンドにも客席にも「もっとちょうだい!」と求めてゆく。さらに、息交じりの切ないボーカルで聴く者の胸を締めつけた「I hate you」からは、ファン垂涎のラブソングがズラリ。コントラバスがリリカルに鳴る「いつかの三拍子」では、この曲が生まれたラジオ番組内の折り紙コーナーにちなみ、紙飛行機が天井から降ってくる粋な演出も。ハンドマイクを握りしめて逢いたい想いを熱唱した「恋心」といい、クリアで艶やかな歌声から生まれるラブソング特有のメロウな空気感は、森崎ウィンの真骨頂と言えるだろう。  

セットリストも演出も全て森崎自身がイチから手掛けたというこだわりのステージで、真摯に歌を届けつつ、曲中「ごめん、二階に届かないな」と謝りながら紙飛行機を飛ばしたり、パーカッショニストが鳴らす音に「可愛いね」と呟いたり、リアルタイムの想いをあらわにするのも『Be Free』なればこそ。1部のMCでは「Happy Birthday To You」のリズムに合わせ、即興で“カッコいいウィンくん~カッコよくて面白くて歌も上手くて~”と即興で歌い出し、「今、どういう気持ちだったの?」とバンマスを呆れさせたりと、まったく自由この上ない。

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