内田珠鈴、初の自主企画開催で魅せた大いなる可能性

音楽 公開日:2019/08/05 5
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現役高校生アーティスト内田珠鈴が8月4日、WALL&WALLにて、初EP『光の中を泳ぐ』のリリースを記念したイベント〈“Swim into the light” EP Release Party supported by BCL Wanna swim into the light? - みんなで光の中を泳いでみませんか?〉を開催した。

このイベントは内田にとって初の自主企画。EP『光の中を泳ぐ』をテーマに内田自身が撮影した写真の展示や、公式グッズのリメイクTシャツが販売されるなど、ファンにとってはたまらないイベントとなった。また初のダンスパフォーマンスや新曲の披露もあり、内田のさらなる可能性が凝縮されたライブとなった。

12時30分、照明が落ち、まず登場したのは内田のサウンドプロデューサーTPSOUNDのユニットCity Your City。1曲目の『chain』から、心地よいアンビエントなサウンドで観客を魅了する。3曲目に披露した『nude』では、4月にリリースされたシングルでこの曲のカバーを収録した内田が登場。3人の息のあったパフォーマンスに会場は体を揺らした。


13時、再び暗転し淡い光の中から本日の主役、内田が登場。いきなり新曲『選択』を、ステージ目一杯使って伸び伸びと歌い上げる。「今日は最後まで皆さん一緒に楽しんでいきましょう!」と投げかけると、『うまく進んでいたはずが』、『君はもういない』とライヴで定番となった曲を披露。新曲『夢の中に吸い込まれる』ではマイクスタンドを使って丁寧に歌い、間奏部分では初めて披露したとは思えないしなやかなダンスを魅せるなど、新たな表現方法にも挑戦した。また、先日の竹下通りゲリラライヴで初披露された曲『死は存在するのか』では、歌詞で構成されたタイポグラフィのVJをバックにパフォーマンスするなどの凝った演出で歌詞の世界観を作り上げる。内田の持つ根っからのキュートさはそのままに、感情表現の豊かさがさらなる進化を遂げ、そのギャップに会場は魅了された。

MCでは、「ここまで、続けて曲を披露してきました!皆さんどうでしたか? 最後の曲はまだ名前がなくて『新曲15』っていう曲です(笑)。今回のリリースパーティーをやるにあたって新しく作りました。皆さんの元にお届けできるように、これから頑張ってどんどん磨きをかけていきたいと思います! なんと、残り2曲で終わりです。だからみんな悔いの残らないように、楽しんで帰って欲しいなと思います!」と語り、新曲『My baby』を披露。内田の明るさが溢れる今までにないキュートな楽曲だ。

そして最後の曲『いつもの朝』で、この窮屈な世界からどこかに抜け出したいという歌詞の世界をしっかりと歌い上げライヴは終了。ストリートライヴで何度も歌ったこの曲も、未来への可能性を前にどこか前向きなニュアンスを持って会場に響いていた。内田の可能性が今日ここから開いていくそんな予感を覚えたイベントだった。これからの活躍に目が離せない。


【内田珠鈴・セットリスト】
SHURI UCHIDA "Swim into the light" EP Release Party supported by BCL
Wanna swim into the light? - みんなで光の中を泳いでみませんか?

M1.選択
M2.うまく進んでいたはずが
M3.君はもういない
M4.人に言われて作る人生
M5.私は無敵のヒーロー
M6.どれほど私は
M7.夢の中に吸い込まれる
M8.死は存在するのか
M9.リズムに合わせて踊る
M10.新曲15
M11.My baby
M12.いつもの朝


文:横澤魁人

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