7年ぶりのカバーアルバム『おはこ』を7月24日(水)にリリースすることが発表した柴田淳。
本日『おはこ』に収録される全11曲のタイトルが一挙に発表された。あらたに『夢芝居/梅沢富美男(1982年)』『メモリーグラス/堀江淳(1981年)』といった男性アーティストの代表曲の他に、ちあきなおみがカバーしてヒットを記録した『黄昏のビギン/水原弘(1959年)』や『シルエット・ロマンス/大橋純子(1981年)』といった女性アーティストの名曲をシンガーソングライター“柴田淳”がどう表現するのか。タイトルを見るだけで、想像力を掻き立てられる1枚になっている。
そして、本日より、アルバムより『恋/松山千春』『つぐない/テレサ・テン』『魅せられて/ジュディ・オング』3曲のOAがスタートした!!OA解禁となった3曲への想いを本人がコメントしてくれている。
【この件に関する柴田淳コメント】
「恋/松山千春(1980年)」
何故なんでしょうか。松山さんのこの歌を聴くと、私は号泣してしまうのです。
もうイントロで涙が溢れてきてしまいます。
私の恋愛経験そのものなのかもしれません。
男性の松山さんが女言葉で歌うことが尚更涙をそそります。そして、今度生まれてくるとしてもやっぱり女がいい。だけどあなたになんかつまずかないわ!という歌詞は、もう涙を流さなかったことはないです(笑)。普通の歌ならば、あなたに躓きたくないからもう女では生まれたくない的な想いの歌が多いと思います。そこを、やっぱり女がいいと言いきるこの曲は、男性が書いたなんて信じたくないほどリアリティがあります。
しかし、聴くのと歌うのは全く別ですね。松山さんの世界観、この曲の個性を壊さずに歌うというのはとても難しかったです。結局、自分の心で思うままに歌わせて頂きました。
まだまだ大先輩の松山さんの足元にも及びませんが、私の歌う「恋」で、いつか誰かがほろほろっと泣いてくれる日が来たら嬉しいです。
「つぐない/テレサ・テン(1984年)」
私のおはこ中のおはこです。これはホールツアーのアンコールで、よくアカペラで披露するほどのおはこ曲です。
私はテレサ・テンさんが大好きで、曲が大好きなんです。どれもこれもキャッチーでメロディアスで歌い易い。自然と誰が作っているんだ?と思うようになり、その時から作曲家三木たかし氏のファンになりました。
その三木氏の作品を私が歌う日が来るとは、夢のようです。三木氏に聴いてもらいたかったです。
昔話ですが、デビュー前、とあるオーディションでグランプリを受賞した時、審査員の一人が三木たかし氏でした。私の母校の校歌を作曲してくださっていたこともあり、沢山お話しさせてもらった思い出があります。今度僕のスタジオに来なさいとまで言われていたのに、気づいたら自分のことで精一杯で、デビューしたご挨拶も出来ずじまいになってしまいました。
そんな無礼や反省を込めながら、心を込めて歌わせて頂きました。やっぱり三木先生の曲、好きです。これからも機会があったら、テレサ・テンさんの曲をカバーしたいです。全曲テレサ・テンカバーなんて夢ですね。
「魅せられて/ジュディ・オング(1979年)」
子供の頃、ジュディ・オングさんのこの曲をよくテレビで見ていたので、歌うのがとても楽しみだったのですが、名曲中の名曲を私が歌うことがどんなに凄いことなのか、前回もそうでしたが、今回もいざボーカルブースに入って歌うとなった時に、遅すぎますが気後れしました(笑)。
レコーディングでは、メロディの幅が広く、キー合わせにとても苦労しました。これで正解だったのか未だにわからないほどです。また英語の歌詞にも苦戦しました(笑)。ジュディ・オングさんのフェイクが素敵過ぎて、その色気はまだまだ出せない!と挫けそうになりながら必死に両手を広げて歌いました(笑)。
そしてアレンジの素晴らしさに感動しました。筒美京平さんのアレンジの緻密さは、もう音を見ているような芸術作品だなぁと思いました。アレンジも一つの作品になっている。昔の楽曲のクオリティの高さたるや、やはり気後れするほどでした。
本当に名曲で、全く色あせることがないアレンジで、レコーディングしながら今回お願いしたプロデューサーの河野伸氏とため息をつくほど惚れ惚れしていました。
前作同様、今作もアレンジはオリジナルを尊重したものになっています。
是非、アレンジのサウンド面も注目して頂けたら嬉しいです。
私のカバーが若い方の昔の名曲を知るきっかけや橋渡しとなれたら本望です。
柴田淳
【収録曲】 ※全11曲入り 初回限定盤/通常盤共通
M-1 魅せられて ジュディ・オング(1979年)
M-2 夢芝居 梅沢富美男(1982年)
M-3 つぐない テレサ・テン(1984年)
M-4 メモリーグラス 堀江淳(1981年)
M-5 恋 松山千春(1980年)
M-6 あずさ2号 狩人(1977年)
M-7 石狩挽歌 北原ミレイ(1975年)
M-8 シルエット・ロマンス 大橋純子(1981年)
M-9 遠くへ行きたい ジェリー藤尾(1962年)
M-10 ラブ・イズ・オーヴァー 欧陽菲菲(1980年)
M-11 黄昏のビギン 水原弘(1959年)
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