平井堅「Ken’s Bar」ニューヨーク公演、新鮮アレンジ次々と

音楽 公開日:2018/08/30 8
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平井堅が「Ken’s Bar」開催20周年を記念して8年ぶりとなるニューヨーク公演を開催した。

平井堅が自身のライフワークと位置づけ、1998年にスタートしたアコースティック形式のコンセプトライブ「Ken’s Bar」。この開店20周年記念公演が、今年5月のTOKYO DOME CITY HALLに続く第2弾として、8月27日・28日の2日間にわたってニューヨークで行われた。平井堅にとっては2010年のデビュー15周年記念公演以来、8年ぶりとなるニューヨークでのライブで、会場はブロードウェイの劇場など、エンタテインメント施設が数多く集まるエリアに2018年3月にオープンしたばかりのSony Hall。ジャズクラブで知られるブルーノートの所有・運営で、各国の、そしてさまざなジャンルのアーティストのライブがブッキングされているが、平井堅はこの会場のステージに立つ初めての日本人シンガーとなった。

その「Ken’s Bar」開店20周年記念公演。オープニングナンバーは、もともと1977年の映画「ニューヨーク・ニューヨーク」のために作られたのだが、のちにフランク・シナトラがカバーしたことで世界的に広まった『Theme From New York, New York』。ニューヨークという大都市で成功を夢見る若者の野心を歌ったものであり、そのためには愛する君が必要なんだというプロポーズを歌ったラブソングでもある。このスタンダードを歌い終えると、平井堅は「こんばんは。『Ken’s Bar』にお越し下さいましてありがとうございます。本当に嬉しい限りです」と挨拶。満員のフロアを見渡すと笑顔で「最高の夜にしようぜ、ニューヨークボーイズ&ガールズ!」とお決まりの文句で観客を煽ると、さらには英語で「ニューヨークで歌うことができてとても幸せです。ベストを尽くします」というMCも披露した。

そして、2016年発表のシングル『魔法って言っていいかな?』、2003年発表のコンセプトカバーアルバム『Ken’s Bar』にも収録されているジョージ・マイケルの『FAITH』と、平井堅のファンにとってはお馴染みのオリジナル曲とカバー曲が続いたあと、エロティックな歌詞が特徴のマニアックな楽曲が登場した。2000年に発表されたオリジナルアルバム『THE CHANGING SAME』収録曲で、ステージを照らす赤い照明が、その『LADY NAPPER』が持つ妖しい世界観を見事に演出していた。

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