「たまたま前を通りかかったので」 井上陽水 × 奥田民生、約5年ぶりの共演

音楽 公開日:2018/06/11 61
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4月より開催されている奥田民生の全国ツアー「MTRY TOUR 2018」、6月9日の中野サンプラザ公演にて、まさかのサプライズゲストが登場。

アンコールの途中で何の前触れもなく井上陽水がステージにあらわれたのだ。事前の告知なしに登場した陽水に会場のファンからは大きなどよめきと歓声があがった。

奥田民生からの「今日はどうしたんですか?」という問いかけに、井上陽水は「(中野サンプラザの)前をたまたま通りかかったので、愛すべき後輩がちゃんとやっているか、確認しにきました。」と答える。




この2人が同じステージに立つことは、大きなトピックスだが、2人はしばらく自然体のまま飄々としたトークを繰り広げる。もちろん“たまたま”来た陽水もただ話しに立ち寄っただけにとどまらず、パフォーマンスでのコラボも実現。この2人がステージ上で共演するのは、2013年に行われた「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライブ」以来、約5年ぶりのことだ。

まずは、2人が敬愛するビートルズのナンバーより『Chains』(オリジナルはクッキーズ)をカバー。よりによってビートルズの楽曲の中から、この渋い選曲をするところもこの2人ならでは。

そして、そこにいた全員が聴きたいと思っていたであろう『アジアの純真』も披露。歌い終わってから、オーディエンスの大歓声がまだ鳴りやまないうちに、井上陽水は風のように颯爽と立ち去っていった。

「たまたま通りかかったので・・」と冗談めかして語った陽水だが、久しぶりの共演のきっかけも興味深い。

ある日レコーディングスタジオでばったり再会した2人は、久々の談笑の中で、お互い同時期にツアーをおこなっていることを知った。そして、今回の飛び入り参加のアイデアが生まれたのだ。

また、さらにその談笑で、もう一つの企画が生まれ、なんと、井上陽水がまさにその場で制作中の楽曲に、急きょ奥田民生が演奏で参加することになったのだ。その楽曲は現在配信中であり、CDシングルとしては7/25発売の『care』のカップリングである『MUSIC PLAY』という新曲。この楽曲にも注目だ。

井上陽水、奥田民生 はそれぞれ全国ツアー中。今後もこの2人の才能が交わることが期待される。

カメラマン:三浦憲治

※本記事は掲載時点の情報です。

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