田村芽実(元アンジュルム)初ワンマンライブでソロデビューサプライズ発表され歓喜

音楽 公開日:2018/05/12 63
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ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「アンジュルム」(旧スマイレージ)の元メンバーで、現在はミュージカル界期待の新星として活躍する田村芽実(たむらめいみ)の初めてのワンマンライブが、5月12日(土)渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて、開催された。

幼少時からの目標、ミュージカル女優になるために、2016年5月30日、日本武道館公演をもってアンジュルムを卒業してから約2年。ソロでは初めて(ファンクラブでのイベントは除く)のライブとあって、昼夜2公演のチケットが即日完売となる盛況で、全国から多くのファンがつめかけた。

この日のセットリストは、4月25日に配信シングルとしてリリースした『ロマンス』(オリジナル:岩崎宏美)の他、『ベルベット・イースター』(松任谷由実)、『4月の雨』(DREAMS COME TRUE)、『君は薔薇より美しい』(布施 明)、『タイガー&ドラゴン』(クレイジーケンバンド)など、バラエティーに富んだ内容で、彼女が大好きな歌ばかり全19曲を約90分のステージで披露した。




とりわけ、ミュージカル歌手として圧巻のパフォーマンスだったのは、ドラマチックなステージングの『人生は夢だらけ』(椎名林檎)と、続けて披露した大ヒット中の映画『ザ・グレイテスト・ショーマン』劇中で歌姫ジェリー・リンドによって歌われた『ネバーイナフ(Never Enough)』。この歌のためにボイトレに励んだという成果を発揮し、集まったファンの想像を超えた歌声を響かせ、客席の度肝を抜いた。

そして、この日のステージのハイライトは、(昼の部)中盤のMCコーナー。本人にもサプライズだったという演出で、メジャーレーベル(ビクター)からのソロデューが発表された。

ステージ上に用意された映像が、リハーサル時とはまったく異なるものであることを何も知らない田村は、ファンにサプライズの用意があることを発表(リハでは、架空の次回ライブの発表だった)。すると、会場に流された映像は、ビクターからのソロデビューとオリジナル楽曲の制作開始を発表するものに差し替わっていた・・・。すぐには何が起きたのか理解できない田村は、ファンからの声援で我に返ると喜びを爆発させた。

「2年前にアンジュルムをやめたときは何もなかったので夢見てるみたいです。ミュージカル女優としてやっていこうと思っていて、まさか歌手としてもデビューできると思っていなかったので、とてもとてもうれしく思います。今日はカバーライブなんですけど、これから自分の曲を歌えることが本当に楽しみです。」2年前の武道館で、「必ず大きく深みのある人間になってステージに戻ってくる」と宣言した言葉通り、ソロ歌手として大きな一歩を踏みはじめた。

女優・田村芽実は、2017年5月に、舞台『minako -太陽になった歌姫-』の本田美奈子役で主演に抜擢されると、その体当たりの熱演が評判を呼んで以来、着実な歩みを進めている彼女にとって、ソロ歌手としての初レコーディングが、配信シングルとして4月25日にリリースされた『ロマンス』だった。

これは、昨年11月に発売された『地球の男にあきたところよ~阿久悠リスペクト・アルバム』のために新たにレコーディングをしたもので、オリジナルは1975年、当時16歳の岩崎宏美が歌った不朽の名作(作曲は筒美京平)。昨年(2017年)、没後10年・作詞家50年・生誕80年のトリプルメモリアルイヤーを迎えた阿久悠がソロアイドルに手がけた作品の中でも最大級のヒット曲だが、グループアイドル全盛のこの時代に、ソロで歌える10代の実力派シンガーとして、レコーディング時18歳の田村芽実に白羽の矢が立ったもの。

アンジュルムを卒業し、ミュージカル女優への道を歩み始めた彼女にとって録音は久しぶりでしたが、少女から大人の女性へと移りゆく、瑞々しい歌声が記録されている。発売にあわせてYouTubeに公開されたメイキング映像は再生数12万回を記録し、リクエストに応えての配信リリースだ。

この日のステージで、「オリジナル楽曲の制作」が発表された田村芽実だが、本人にとってもサプライズで、リリースの詳細は未定とのこと(ステージでは8月発売予定と発表)。今年10月30日に、20歳の誕生日を迎える彼女にとって、記念すべきリリースになることは間違いなく、今後の発表にぜひ注目してほしい。

Photo: 原田京子

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