映画『わたしの幸せな結婚』公開直前イベントが27日、都内で開催され、主演を務める目黒蓮(Snow Man)をはじめ、今田美桜、渡邊圭祐、大西流星(なにわ男子)が出席した。
本作は、小説投稿サイト「小説家になろう」で連載がスタートし、小説とコミックが刊行されると、シリーズ累計550万部(コミック・電子書籍含む)を突破した人気作品を、ドラマ『アンナチュラル』や『最愛』などを手掛けてきた塚原あゆ子監督が実写映画化。心を閉ざした冷酷な軍隊長と、悲運の女性という孤独な男女が少しずつ心を通わせていく姿を圧倒的な映像美で描く。
大正ロマンを思わせる世界観にちなみ、大正時代に設立され、国の重要文化財となっている自由学園明日館で行われたイベント。 劇中でも素晴らしいロケーションを活かしたシーンが印象的だが、目黒は「どれも豪華で場所でお芝居をさせていただいてありがたかったです」と笑顔を見せる。
さらに“異能”という特殊能力を使っての本格アクションも作品の見どころになっているが、目黒は「アクションシーンは、本当だったらこんなにきれいにいかないよねっていうところもリアルな戦いとして描かれているのですが、そんなアクションシーンを経験できたことがすごく嬉しかった」と大きな経験になったことを明かす。
続けて目黒は「撮影のときは、どんなイメージになるか監督とイメージを膨らませて臨みました。実際CGが入った完成したものを見て、イメージ以上のスケールになっていて感動しました」と感想を述べると、大西は「僕はアクションシーンがあまりなかったのですが、男のロマンというか、少年心をくすぐるシーンがたくさんあったので、ドキドキしました」と語っていた。
また“異能”にちなんで、自分自身で感じている能力についてのトークが展開すると、目黒は「プライベートでよく使っている異能なのですが」と前置きし「ご飯を炊くときの水の量を一発で測ることができます。しかも片手に持ったままできます。平衡感覚があると思います」と語る。同じ質問に今田は「特技と言うか発見なのですが、人よりもまぶたの可動域がすごいんです」と笑うと、目を見開く姿を披露して会場を盛り上げていた。
その後、ゲームパートに映ると、けん玉、輪投げ、巨大折り紙対決で、映画公開日の3月17日にちなんだ3.17キロの松坂牛サーロインステーキを競うことに。けん玉対決、輪投げ対決で共にトップだった大西は、最終対決で「2億ポイント」のボーナスを受け入れ、最後の巨大折り鶴早折り対決に。結果はこちらも大西が勝利し完全優勝を遂げる。目黒は「ただただ悔しいですけれど、大西君が圧倒的な強さでした」と感想を述べると、大西は「まさか先輩を差し置いて勝てると思っていなかったので、嬉しさ半面申し訳ないなという気持ちです」と語っていた。