Hey! Say! JUMP中島裕翔、メンバーとの15年の信頼「絶対に助けに来てくれる」

映画・舞台 公開日:2023/02/01 3
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Hey! Say! JUMP中島裕翔の6年ぶり主演映画『#マンホール』が、2月10日より全国公開を迎える。



中島が演じるのは、社長令嬢との結婚式前夜、サプライズパーティの帰り道という幸せの絶頂にマンホールに落ちてしまう男・川村俊介。不動産会社での営業成績No.1、上司や同僚の信頼も厚いハイスペック男がワンシチュエーションで繰り広げる怒涛の展開に、目が離せない作品となっている。

アイドルとして見せる爽やかな印象とは一味違い、泥だらけ・血まみれになって挑んだ本作の見どころ、今作で起きる展開を自身に置き換えた時に垣間見えたファンやメンバーへの信頼、これまでで最も追い詰められた体験などを中島に語ってもらった。

マンホール内のワンシチュエーション「不安はありました」


──6年ぶりの映画主演ということですが、今作への出演が決まった時の心境を聞かせてください。


原作のある作品が多い中で、オリジナル脚本にチャレンジできるというのは、なかなかない機会だと思うので、すごくワクワクしました。どんどんといろんなことが起きるので、最初に台本を読んだ時点でページをめくる手が止まりませんでした。「これをやるのか!」という不安も正直ありましたが、こんなに面白いものを作れるんだ、という感動も大きかったです。邦画ではあまり見ないジャンルの映画だと思います。映画好きの人にも興味を持っていただきやすいんじゃないかなと感じますし、そういう作品に臨む機会をいただけてありがたかったです。


──マンホールに落ちて出られない、という場面からどう話が広がっていくのかも気になりますよね。シチュエーションが変わらず退屈してしまうのではないかと。


たしかにその不安もありました。それでもファンの人は見に来てくださるかもしれないですが、そうではない映画好きの方にどう届くんだろう、と。だからこそ画が間延びしないように、監督をはじめ多くの人がワンシーンワンシーンに魂込めて、いろんな仕掛けをしていきました。


川村は落ちてすぐに怪我をしてしまうんですが、99分の間に、たくさんの仕掛けがあるので、どんどん泥だらけになって、血だらけになっていくんです。台本を読んだ時点で飽きの来ない展開でしたが、それに加えて、現場でもさらに仕掛けを作っていったので、完成した作品で飽きてしまうようなことはないと思います。


──マンホールの中でのお芝居は、どのようにアプローチしていったのでしょうか。


マンホールに落ちた時の体勢や、狭い空間の中でどのように動き回るかというところは特に意識しました。高身長の男が狭いところで縮こまっているという画も面白いですし、アイドルの僕がこういう役をやるということにもギャップがあるんじゃないかなと思います。自分でも試写を見て「自分、こんな顔してるんだ」と驚いたくらいなんです。それくらいひどい顔している時もあるし、怖い顔をしている時もある。監督と一緒に考えながら撮影する時間は楽しい作業でした。


はしごをつかんでいたところからまたマンホールの中に落ちてしまう場面があるんですが、落ちる時は下を見ないでほしいと言われたんですよ。アクション指導の人も入っていたので、もちろん安全性はきちんと確保した上でやったんですが、怖かったですね(笑)。結果的に良いシーンになったので、うまくいって良かったなと思います。

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