Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔、逃避劇の“軌跡”をシーン写真で大公開

映画・舞台 公開日:2022/12/28 0
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2018年にシアターコクーンで上演され、各所から絶賛を浴びたオリジナルの舞台を、脚本・監督・三浦大輔×主演・藤ヶ谷太輔が再タッグを組み映画化が実現した『そして僕は途方に暮れる』が、2023年1月13日(金)より、全国公開となる。


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本作は、平凡な1人のフリーターが、ほんの些細なことから、あらゆる人間関係を断ち切っていく、逃避劇。逃げて、逃げて、逃げ続けたその先で、彼を待ち受けていたものとは――。


主人公・菅原裕一を演じたのは、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔。ばつが悪くなるとすぐに逃げ出してしまうクズ男っぷりを見事に体現。これまでのイメージを大胆に覆し、俳優として新たな魅力を放つ。さらには、前田敦子中尾明慶豊川悦司原田美枝子香里奈毎熊克哉野村周平ら、それぞれ個性的で魅力溢れるキャスト陣が集結。映画のエンディングでは、1984年に大ヒットを記録した大澤誉志幸の伝説の楽曲「そして僕は途方に暮れる」を大澤本人が本作のための新アレンジで歌唱、この物語の余韻を心に刻む。


この度、ばつが悪くなるとすぐにその場を逃げ出してしまう主人公・菅原裕一(藤ヶ谷)が、あらゆる人間関係から逃げ続けたその“軌跡”を、初解禁写真含むシーン写真と共に辿る。



同棲して5年の恋人・里美(前田敦子)に甘えて、気ままで気楽な生活を送っていた裕一。しかし些細なことをきっかけに今後のことを話し合おうと迫られるはめに。「我慢できると思ったんだけどできないから言うね」と切り出す里美…ばつが悪くなった裕一はとんでもない言い訳をしながらその場しのぎで荷物をまとめて家を飛び出してしまう。裕一の逃避が始まる“些細なきっかけ”とはなんだったのか――?

 

その後、転がり込んだ親友・今井伸二(中尾明慶)の部屋では、居候の身にも関わらず、我が家のようにくつろぎ、温厚な伸二までもキレさせる。「おかしくないか、人として!」伸二の怒りに対し、関係がこじれるのが面倒な裕一は、またもや荷物をまとめて逃げ出してしまう。


次に頼ったのは、バイト先の先輩・田村修(毎熊克哉)。「真面目かよ!」とからかわれたり、気を遣う会話や酔って絡んできたりすることに嫌気がさし、田村が寝たすきにまたも逃亡…。


お次は、大学のサークルの後輩で映画の助監督をやっている加藤(野村周平)に何とかしてもらおうとファミレスに呼び出す。しかし、「先輩、次はどこ行くんすか?」と先に言われてしまい、つい見栄を張ってその場を後にしてしまう…。


やむを得ず訪ねたのはそりの合わない姉・香(香里奈)のマンション。裕一は話を切り出そうとするが、裕一の日ごろの自堕落ぶりにうっぷんがたまっていた香は「いつまでそんなことしてんの。終わってんでしょ、普通に!」とダメっぷりをことごとく指摘。香の言葉に逆ギレした裕一は部屋をあとにし、故郷・北海道へと向かう…。裕一は、夜行バス、フェリーと乗り継ぎ、母・智子(原田美枝子)が1人暮らす苫小牧へ辿り着く。広い実家で寂しく暮らす母が不憫になり同居する考えを話すも、「…じゃあ、ちょっとこれ見てもらっていい?」と母からの想像を超えるリアクションに、さすがの裕一も思わずドン引きして、雪降る街へ飛び出し途方に暮れる。


すると、そこに現れたのはかつて家族から逃げていった父・浩二(豊川悦司)。「俺の家に来るか?」。父の誘いに裕一はスマホの電源を切り、いっさいの人間関係を断ってしまう。裕一が逃げ続けた先に、待ち受けているものとは――。


人間誰しもが持つ「逃げ出したい」という心理や衝動、それを実際に行動にうつしてしまった裕一。その場その場の彼の逃げっぷり、共感と反感が渦まく予測不能なストーリー、さらには、逃げ続けた先に待ち受けるまさかのクライマックスに、ぜひご注目いただきたい。


▼インタビュー


『そして僕は途方に暮れる』

2023年1月13日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

配給:ハピネットファントム・スタジオ

©2022映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会


※本記事は掲載時点の情報です。

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