柿澤勇人『ジキル&ハイド』“エロ”への期待に「行くところまで行っちゃいたい」

映画・舞台 公開日:2022/12/20 1
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ミュージカル『ジキル&ハイド』の製作発表記者会見が20日、都内にて開催。石丸幹二柿澤勇人笹本玲奈真彩希帆Dream Ami桜井玲香石井一孝上川一哉畠中洋栗原英雄、演出の山田和也氏が登壇した。



2012、2016、2018年に引き続き、2023年3月に開幕する今作でも“ジキル&ハイド”を演じる石丸は、今回の4演目にしてファイナル=“最後の変身”を迎える。今作より“ジキル&ハイド”はWキャストとなり、NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人』で演じた悲劇の将軍・源実朝役で一躍人気を博した柿澤が、壮大な“実験を開始”する。


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娼婦ルーシー役には、2018年より同役を務める笹本と、今回初参加の真彩。そして、ジキルの婚約者エマ役には、グランドミュージカル初挑戦のDream Amiと、桜井を迎える。


会見の冒頭、石丸と柿澤は『時が来た』のスペシャル・ヴァージョンを歌唱。共に力強い歌声で、会場のオーディエンスを包み込んだ。


柿澤はジキル&ハイド役に、「日本を誇る大スターたちがやる役だと思って見ていたので、まさかこんな若造の僕がやれるとは思っていなかったので、正直驚いています」と吐露。「若輩者なりに一生懸命、がむしゃらに稽古して、皆さんに刺激を受けながら、そして石丸さんの素敵なところ、良いところをたくさん勉強させていただいて、盗ませてもらって、なんとか新しい『ジキル&ハイド』を作れたらなと思っています。頑張ります」と意気込みを語った。


また、日本の初演から本作を手掛ける山田氏は、石丸に「今までの『ジキル&ハイド』史上、最もエロティックにやっていただけたら」とリクエストした上で、柿澤に対しては「柿澤さんとご一緒するのは初めてですから、柿澤さんのエロさがどこに潜んでいるのかわからない」とコメント。


石丸が柿澤を「そのままエロですから」と表現すると、柿澤は「否定はしないですけれど」とにやり。その後「エロさうんぬんというのはちょっと自分ではわからないですけれど、行くところまで行っちゃいたいなと思います。山田さんに『それみんなドン引いちゃうからやめて』と言われるくらいまでやりたい」と宣言した。


互いに劇団四季出身という共通点を持つ石丸と柿澤。当時のそれぞれの印象は聞かれた場面では、2007年に入団し、当時は研究生であったという柿澤が「劇団内に図書館があって、そこを掃除していた時に、石丸さんが現れたんです。ゆっくりそこでコーヒーをお飲みになっていらして。“違いがわかる男”の石丸さんって本当にいらっしゃるんだ、と」、過去に「違いがわかる男」のキャッチフレーズでコーヒーのCMに出演していた石丸が、実際にコーヒーを飲んでいる様子を目撃したことを明かした。


その後、柿澤は石丸と挨拶を交わしたそうで、当時の印象を「めちゃくちゃ格好良くてやさしい人なんだなって」と振り返り、「僕の中ではずっと憧れの存在です」と告白。石丸が「俺、コーヒー飲んでた?一緒に掃除してなかった?」ととぼけると、柿澤は「飲んでましたよ!掃除しないでしょ!」とツッコミを入れ、会場に笑い声が上がった。



ミュージカル『ジキル&ハイド』2023 30sスポット映像


※本記事は掲載時点の情報です。

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