2022年は“たくさんの繋がりが見えた年”
──今作を通して新たに価値観に変化があったことはなにかありますか。
何事も付き合い方が大切なのかなと感じました。どうしても必要だからこそ、金融というものがあるとは思いますが、追われないような付き合い方をしていければいいなと思います。
──年の瀬ということで2022年の活動についても、振り返りを聞かせていただけますか。
ありがたいことにいろんな作品に恵まれて、楽しかった年でした。たくさんの繋がりがすごく見えた年でしたね。
──NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』やフジテレビの月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』など、注目度の高い作品に出られる機会も増えたようにお見受けしますが、プレッシャーは感じますか。
プレッシャーはあまりないです。作品が注目されるのは、嬉しいことではありますが、それ自体が重要というよりも、自分の中ではご褒美くらいの気持ちです。
映画『ギャングース』で得た価値観の変化
──高杉さんの俳優としての目標を聞かせてください。
僕は「こういう作品出たい」というような感覚はあまりないんです。出演が決まって「凄い!ありがとうございます!」と感じたりする気持ちはあるんですが、それを目指してやっているかと言われたら、そういうわけでもないんです。「面白い作品に出たい」。それだけですね。そういう意味で、今年の作品は全て面白かったし、やっていて楽しかったので、満足したなという気持ちがあります。
──これまで様々な作品に出会ってきて、役者としての成長、変化はご自身で感じますか。
僕はもともと、僕らが作る作品は基本的に娯楽の一つだと思っていて、見た人に対して作品が何か影響を与えるということをそこまで意識していなかったんです。でも、ここ2、3年でその感覚は変わった気がします。「影響があることはいいことなんだな」と思うようになりました。
──それは、世間への見え方を意識するようになったということでしょうか。
そういうわけではないんですが、作品選びに影響は出たかもしれません。全てではないですが、作品性にどこか自分なりのこだわりが見えてくるのかなという感覚は少しあります。作品を見た多くの人たちに、自分が知ってほしいと思う何かが伝わればいいなと考えるようになったんだと思います。
──そう考えるようになったきっかけはなにかありましたか。
以前からそういう感覚はあったんですが、映画『ギャングース』という作品で、「こういう人たちがいるんだな」と思ったことをきっかけに、より意識をするようになりました。例えば、僕が出るからこの作品を見る、というような人が少しでもいるのなら、そういう方たちに作品が持つメッセージを伝えられるような作品に出たいなと思うようになりました。
──ありがとうございました!
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取材・文・撮影:山田健史
早織 仁科貴 柳ゆり菜 波岡一喜 山西惇 本宮泰風
桜まゆみ 阿部亮平 赤井英和 宇崎竜童
監督・脚本:藤澤浩和
原作:「ナニワ金融道」青木雄二
企画協力:青木雄二プロダクション
©2022「ナニワ金融道」製作委員会
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